五人姉妹 (ハヤカワ文庫JA)
作者 菅 浩江
価格 735 円
出版社名 早川書房
出版年月 2005/01
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■読者の評価     おすすめ度平均

心の底にしずくが落ちるような       おすすめ度
SF・・・なんでしょうか、これも。あんまりそんな感じがしないままに読み終わっていました。確かに設定はSF的なのですが、あまりにも登場人物たちが身近に感じられて、とても近くに思えて、だからまるで今の世界のお隣の町のお話、という感覚でした。
この本の中では表題作の五人姉妹が一番好きだったのですが、最後の方で自分の名前を間違える、と言うのが切なくて。でもいとしくて。「心はどこから来るとおもう?」そう作者から訪ねられているような感覚。遺伝子?環境?経験?それとも判断?・・・いろいろと考えさせられて。はっきりした答えはまだ出ません。でもこのお話、けっして暗くなく前向きなお話でお勧めです。私なら・・・?そう考えながら読んでみて欲しいと思います。


SFといえどいつの世も人の悩みは同じことを痛感する作品!       おすすめ度
1作メールやブログのような表現が
でてくる作品が読みづらかったので、
総合評価は星3つであるが、個々の
作品の中には、SFといえどいつの
世も人の悩みは同じことを痛感する
作品があり面白い。

特に標題作品と、『箱の中の猫』は
設定が未来なだけで、揺れ動く人の
感情は今の時代となんら変わりはな
いことを知らしめてくれる作品です。


心にしんとしみわたるような・・・       おすすめ度
これは珠玉の物語である。読む人によって感じ方は違うだろうが、私にはとてもいい話だった。私の好きな話は『箱の中の猫』。心にしみわたるような物語の連続で、きれいな日本語の宝箱である。