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■読者の評価
おすすめ度平均
期待を裏切らない面白さ おすすめ度
時は1920年台、英国からニューヨークへ向かう豪華客船が舞台のミステリー。
クリッペン事件やルシタニア号事件といった実際にあった事件が巧く絡んでおり、
ストーリーを盛り上げるのに一役買っている。喜劇王チャップリンも脇役ながら重要な役で登場する。
妻を殺害する目的で客船に乗り込んだ歯科医・ウォルターの偽探偵ぶりが実に面白く、
ラストのどんでん返しは、「やっぱりなー」という感じだが、
コメディータッチなミステリーに相応しい、納得の結末とも言える。
ハヤカワ文庫の「海外ミステリ・ベスト100」において、第10位にランクされている傑作であり、
期待を裏切らない面白さ。華やかさもあり、映画化されていないのが不思議。
クリッペン事件やルシタニア号事件といった実際にあった事件が巧く絡んでおり、
ストーリーを盛り上げるのに一役買っている。喜劇王チャップリンも脇役ながら重要な役で登場する。
妻を殺害する目的で客船に乗り込んだ歯科医・ウォルターの偽探偵ぶりが実に面白く、
ラストのどんでん返しは、「やっぱりなー」という感じだが、
コメディータッチなミステリーに相応しい、納得の結末とも言える。
ハヤカワ文庫の「海外ミステリ・ベスト100」において、第10位にランクされている傑作であり、
期待を裏切らない面白さ。華やかさもあり、映画化されていないのが不思議。
船内のミステリー おすすめ度
序盤は、どろどろした人間関係から始まり、船内で起こった殺人事件を、自ら殺人を犯した男が偽探偵となり、事件の真相に迫るという話。
読者の裏を何度もかくような展開で楽しめます。
悪女の話が好きな人にもお勧めです。二人の悪女が出てくるのですが、どちらもなるほどとうなずいてしまいます。
ラストのどんでん返しは、正直やり過ぎだと思いましたが、まあ、エンターテインメントなのでこのくらいはありなのかなと。
読者の裏を何度もかくような展開で楽しめます。
悪女の話が好きな人にもお勧めです。二人の悪女が出てくるのですが、どちらもなるほどとうなずいてしまいます。
ラストのどんでん返しは、正直やり過ぎだと思いましたが、まあ、エンターテインメントなのでこのくらいはありなのかなと。
爽快感のあるエンターテインメント おすすめ度
舞台は豪華客船。探偵役を務めるのは、自らも愛人のために妻殺害計画を練っていた歯科医という皮肉。しかも、その歯科医は名警部と誤解され、しぶしぶ捜査を行なう。船上という閉じられた空間内での犯人捜し...。作者が古典ミステリのパロディを意図して本作を書いた事はほぼ間違いないだろう。
悠揚迫らぬ筆致で、ユーモアを交えながら事件を語っていく作者にはある種の風格さえ感じる。だからと言って、事件そのものを軽んじて扱っている訳ではなく、意外な結末を用意するというサービスぶり。クリッペン事件を踏まえ、20世紀初頭の雰囲気を濃密に醸し出しながら、敢えて奇抜なシチュエーションを用意してパロディ仕立てにした作者の洒脱な感覚には爽快感を覚える。
ラヴゼイの諸作品は、皆似たような印象を受けるのが玉にキズであるが、本作はそのアイデアと全体構成の妙で代表作と呼ぶにふさわしい秀作。
悠揚迫らぬ筆致で、ユーモアを交えながら事件を語っていく作者にはある種の風格さえ感じる。だからと言って、事件そのものを軽んじて扱っている訳ではなく、意外な結末を用意するというサービスぶり。クリッペン事件を踏まえ、20世紀初頭の雰囲気を濃密に醸し出しながら、敢えて奇抜なシチュエーションを用意してパロディ仕立てにした作者の洒脱な感覚には爽快感を覚える。
ラヴゼイの諸作品は、皆似たような印象を受けるのが玉にキズであるが、本作はそのアイデアと全体構成の妙で代表作と呼ぶにふさわしい秀作。
きっちり構築された古典的名作 おすすめ度
ミステリ界では古典的名作のひとつだろう。
妻の仕事の関係で渡米することになった主人公は、不倫相手の花屋の店員と結ばれることを目指し、米国行きの船の上で妻の殺害をたくらむ。
ところが、その現場で意外な殺人事件が発生し、主人公は妻を殺すどころか、その事件の解決を託されるはめになる。
まずトリック、事件ありきで人間が描けていないミステリも多いなか、これは事件とまったく関係ない序盤の描写からよく作りこまれています。後半、ただの歯科医なのに名刑部役を演じることになる主人公の迷推理ぶりもかなり面白い。
意外な結末のサービスもあって、最後の最後まできっちりと楽しめます。
妻の仕事の関係で渡米することになった主人公は、不倫相手の花屋の店員と結ばれることを目指し、米国行きの船の上で妻の殺害をたくらむ。
ところが、その現場で意外な殺人事件が発生し、主人公は妻を殺すどころか、その事件の解決を託されるはめになる。
まずトリック、事件ありきで人間が描けていないミステリも多いなか、これは事件とまったく関係ない序盤の描写からよく作りこまれています。後半、ただの歯科医なのに名刑部役を演じることになる主人公の迷推理ぶりもかなり面白い。
意外な結末のサービスもあって、最後の最後まできっちりと楽しめます。
I LOVE ラヴゼイ! おすすめ度
ラストのどんでん返しが秀逸!
読後の健やかさは近年に無い作品だと思います。
最近はトリックも手の込んだものが多いし
科学捜査といった派手な印象の作品が人気ですが
たまにこんな素敵なミステリーに出会うと
なんだかホッとします。
読後の健やかさは近年に無い作品だと思います。
最近はトリックも手の込んだものが多いし
科学捜査といった派手な印象の作品が人気ですが
たまにこんな素敵なミステリーに出会うと
なんだかホッとします。

