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■読者の評価
おすすめ度平均
疾走する言葉,時代の奔流をいく おすすめ度
始まりは数頭の犬。
それが世界に散らばる。
「お前は今どこにいる?」
人間の戦争によって,
人間の利害によって,
出会っては別れる血。
交錯する血。
生まれては名づけられる。
しかし,決して翻弄されているのではない。
彼らは生きている。
見失ってはいない。
何処に行っても,
何処にいても,
生きている。
犬からみた20世紀。
従順な人を「犬」と蔑称することがある。
犬は従順か。
違う。
いや,そうか。
いや違う。
彼らは「何か」に対して常に忠実なのだ。
時には飼い主の命令に忠実なのかもしれない。
しかし,常に動物の「犬」としての使命に忠実なのだ。
「生きる」ということ。
「子孫を残し,生きなければならない」ということ。
「生きる」という動物の本能。
文体は,とても個性がある。
古川「節」がある。
好き嫌いがあるだろう。
自問自答。
語りが進む。
物語が進む。
アクセルとブレーキ。
その使い分けが激しい。
急発進。
急制動。
と,文体をまねてみたつもりです。
最後の
「20世紀を殺す」
「21世紀に宣戦布告をするだろう」
という言葉が印象に残った。登場する犬の系統図を書いておいた方がわかりやすいかも。
それが世界に散らばる。
「お前は今どこにいる?」
人間の戦争によって,
人間の利害によって,
出会っては別れる血。
交錯する血。
生まれては名づけられる。
しかし,決して翻弄されているのではない。
彼らは生きている。
見失ってはいない。
何処に行っても,
何処にいても,
生きている。
犬からみた20世紀。
従順な人を「犬」と蔑称することがある。
犬は従順か。
違う。
いや,そうか。
いや違う。
彼らは「何か」に対して常に忠実なのだ。
時には飼い主の命令に忠実なのかもしれない。
しかし,常に動物の「犬」としての使命に忠実なのだ。
「生きる」ということ。
「子孫を残し,生きなければならない」ということ。
「生きる」という動物の本能。
文体は,とても個性がある。
古川「節」がある。
好き嫌いがあるだろう。
自問自答。
語りが進む。
物語が進む。
アクセルとブレーキ。
その使い分けが激しい。
急発進。
急制動。
と,文体をまねてみたつもりです。
最後の
「20世紀を殺す」
「21世紀に宣戦布告をするだろう」
という言葉が印象に残った。登場する犬の系統図を書いておいた方がわかりやすいかも。
犬言葉にはまります。 おすすめ度
かっこよい、犬がたくさん出て、「俺がか?」など犬の言葉や思考が、リアルです。よくある、喋る動物のように、まるで、人間の思考に置き換えちゃってはいません。美少年や美人がでてくる、ありきたりな部分が、なく気持ちよく読めます。
好きな作品です。 おすすめ度
星5つの理由としては、すぐに飽きてしまって小説を読めない自分が「最後まで一気に読めた!」という面白さ。
犬たちの壮絶な人生(犬生?)に、読んでるこっちがつらくなってしまう事もたびたびありましたが、何より、犬たちは自分の目の前にある「過酷な運命」を黙って受け入れ、与えられた一生の中で懸命に生きていく・・・
その「犬の心意気」みたいなものに、勇気をもらった気がします。
なぜか、「よし、自分も頑張ろう」という気持ちになった本です。
犬たちの壮絶な人生(犬生?)に、読んでるこっちがつらくなってしまう事もたびたびありましたが、何より、犬たちは自分の目の前にある「過酷な運命」を黙って受け入れ、与えられた一生の中で懸命に生きていく・・・
その「犬の心意気」みたいなものに、勇気をもらった気がします。
なぜか、「よし、自分も頑張ろう」という気持ちになった本です。
結構言うほどでも…… おすすめ度
あるテレビ番組で取り上げられていたので買って読んでみた。その番組では大絶賛していたが…。
まず感想は読みにくいなあと思った。時折、文章が乱雑になったり、犬の視点からの言葉がでたりとなかなか入りにくい内容だったかなと思った。ストーリー的にはいいが、犬の系譜図なんかをどこか付録でつけてくれると読みやすかったと…。
ただし、発想や着眼点は良かったかと思う。犬の視点から歴史をみるというのは大いに参考になった。
でも、結構絶賛されるほど内容の面白いものではないことだけは言えると思う。
まず感想は読みにくいなあと思った。時折、文章が乱雑になったり、犬の視点からの言葉がでたりとなかなか入りにくい内容だったかなと思った。ストーリー的にはいいが、犬の系譜図なんかをどこか付録でつけてくれると読みやすかったと…。
ただし、発想や着眼点は良かったかと思う。犬の視点から歴史をみるというのは大いに参考になった。
でも、結構絶賛されるほど内容の面白いものではないことだけは言えると思う。
なんなんだこの凄さ。 おすすめ度
一体何をどうすればこんな物語が思いつくのか、不思議でしょうがない。
4頭の犬から始まる、犬の現代叙事詩。
複雑な世界情勢も、歴史を動かす人間たちの情念も犬は感知しない。
歴史に利用され、時に歴史を動かしながら逞しく生きる犬たち。
人間のそれより感動してしまうのが凄い。
4頭の犬から始まった血統に、どう始末をつけるのかに期待したけど、意外にあっさり終わってしまった。
物語りも斬新だけど、それよりも目を惹くのが、独特すぎる文体。
個人的な話で申し訳ないけど、物語り抜きで文体だけで酔えるのはチャック・パラニュークの作品を読んで以来だった。
でも破壊力ではこちらの方が上かな?
続編(?)である「ロックンロール七部作」もあわせてオススメ。
4頭の犬から始まる、犬の現代叙事詩。
複雑な世界情勢も、歴史を動かす人間たちの情念も犬は感知しない。
歴史に利用され、時に歴史を動かしながら逞しく生きる犬たち。
人間のそれより感動してしまうのが凄い。
4頭の犬から始まった血統に、どう始末をつけるのかに期待したけど、意外にあっさり終わってしまった。
物語りも斬新だけど、それよりも目を惹くのが、独特すぎる文体。
個人的な話で申し訳ないけど、物語り抜きで文体だけで酔えるのはチャック・パラニュークの作品を読んで以来だった。
でも破壊力ではこちらの方が上かな?
続編(?)である「ロックンロール七部作」もあわせてオススメ。

