白疾風
作者 北 重人
価格 1,780 円
出版社名 文藝春秋
出版年月 2007/01
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■読者の評価     おすすめ度平均

なんか、すごい       おすすめ度
この本のなんか、すごい

1、自然が主人公、武蔵野の自然が恐ろしいほどうつくしく描かれている。かつて、こんなに自然がたくさん出てくる小説があったか。いや・・・ない。それも、ほんとにキレイ。

2、ジジイ忍者が乳房(おっぱい)揺らす女サイボーグ忍者と薄野で戦う。この嘘くさいB級場面がなぜかうっとりするS級シーンに。やっぱり自然がキレイ。

3、でてくるのはほとんどジジイ。団塊世代?
  「会ったときは、ぬしの髪も黒かったが、いつのまにか白髪になったな」
  「この白穂の揺れる中にいるいまの三郎は、定めし、白い疾風(はやち)だな」
  「白疾風か」
  「その名、気に入った。だがな、おれは、ただの風よ。伊賀から諸国を吹き、疲れて、武蔵野のこの谷に、吹き溜まったまでだ」

  くっさぁ〜、クサスギル。でも、臭くないんだな。
それどころか、なんだか涙まで出てくる始末。
人間も野原にゆれるすすきの一本と同じなのです。体に感じる風と同じなのです。おごってはいけません。
ビバァ!小説  ビバァ!武蔵野  びばぁ!にんげん(いい意味で・・・)