火村英生に捧げる犯罪
作者 有栖川 有栖
価格 1,650 円
出版社名 文藝春秋
出版年月 2008/09/25
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■読者の評価     おすすめ度平均

准教授       おすすめ度
教育法の改正?のせいで助教授から准教授という呼称になった火村先生。何が変わるというわけではありませんが…
本当に短い短編も入っており、堅苦しさのない本になっていると思います。名探偵・有栖川有栖もいたり(笑)、なんだかかわいそうというか間抜けというか、な犯人がいたり。
探偵役と二人三脚、とまではいけませんが、探偵役があんまり独走しないからアリスも読者も置いていかれずにすむのでは?
ただ『トリック!!』ってかんじのトリックは…あまり期待しないほうがいいかも。



短編集の醍醐味       おすすめ度
短編集って難しいと思う。限られた字数の中にすべてを盛り込まなければならないから。「アリス」シリーズの短編集は、ストーリーに意外性も納得性もあって、読んでいて飽きない。よくできていると思う。それでも、もう少し長い作品が読みたい、と思う。


楽しめる構成       おすすめ度
火村准教授&作家アリスの短編集。
間に携帯サイト用のショートショートがはさみこまれたためか、メリハリの利いた印象。
表題作は、火村センセイに捧げるにしては、犯人があまりに小物。まあ、「火村vs稀代のシリアルキラー」にしないところが、有栖川さんらしいかも...
大阪府警の海坊主こと船曳警部の執念が感じられる「長い影」、叙述ミステリを書かない作者が叙述トリックと戯れているような「あるいは四風荘殺人事件」、珍しく犯人に同情してしまった「雷雨の庭で」、ゴールドベルク変奏曲を歌うオウムが印象的な「鸚鵡返し」など、楽しめる短編集です。


久々で、ライトに読めます。       おすすめ度
火村シリーズの短編集。
久々。
ホントに、短編ってのもあり、
切れのよさより、
企画モノのおもしろさ、
という気がしました。

いつもより、
有栖が活躍(?)しているのが、
なんだか嬉しかったり。
表題作は、タイトルが秀逸でしたが、
動機とか、オチ(?)が物足りなかったかな。

それでも、
味のある作品が並び、
楽しめました。