無影燈(下)
作者 渡辺 淳一
価格 560 円
出版社名 文藝春秋
出版年月 1997/06
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■読者の評価     おすすめ度平均

倫子という名の看護士       おすすめ度
彼女の健気な恋物語として、私はこの小説をとらえました。
最後の場面は、自然と泣いてしまいました。
愛する男性・直江が死んでしまったと、理性では理解しても、本能で拒絶する倫子。
あの人がいなくなるなんて、そんなことない。直江との心が触れ合った時を思い返しうずくまる倫子。
物語は幕・・・倫子はこれからどうするのでしょうか。とても気になります。


死とは何か       おすすめ度
 主人公の私生活のふしだらさがエスカレートする反面、医療の現場における死にどう直面するかを、読者に問いかけている。
 死に対して医師や看護婦はどうあるべきかを問うているとわたしはおもった。


直江と倫子2       おすすめ度
最近大切な人を亡くしました。この作品はかなり前に読みました。自分を追い込み、そのなかでしか生きられない直江にその人を重ねます。直江が死を覚悟した姿は悲しく、でも美しくも感じました。医師としての功績、子孫、何かをのこすこと、人の一生にはどんな意味があるのか考えてしまいます。亡くした彼も渡辺淳一の作品は学生時代によく読んだとのことで、私が読んでいるのを見て、直江が痛みを紛らすためにかお酒を飲む姿に対して、「酒はかえって痛みが増すんだよな」と言っていたことをつい思い出します。作品の中だけでなく私の中でも、医師直江の存在が亡くなった彼の姿と重なってずっと生き続けている感じがします。しばらくぶりにまた読もうと思います。


涙がとまらくて!       おすすめ度
いやー 切なかったです。

頑張っていれば いつかは報われる ものなのですね!

女心がどうしてこんなにわかるのでしょうか?

著者の やさしさ溢れる小説だと思いました。