短篇集―少々官能的に (文春文庫)
作者 林 真理子
価格 450 円
出版社名 文芸春秋
出版年月 1991/12
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■読者の評価     おすすめ度平均

待合室で読みたい       おすすめ度
確かにちょっと官能的でちょっとミステリアスな短編集。でも小説というよりは,どこかの待合室でたまたま見た週刊誌に掲載されてた連載ものという感じ。ただし,となりの人の目に触れないように最後まで読んでしまいたいとは思うだろう。
主人公は全て女性で,官能的というよりは,表現が直接的で赤裸々過ぎるということだと思う。
最後の作品(これだけを作品と呼ぶ。)は,女性ゆえの同級生であり同性へのねたみや嫉妬を上手く描いており,最後の最後に小説じみたおもしろさが感じられた。
女性,男性のどちらに読んでほしいのか,又は両方なのか,分からない


官能的に?       おすすめ度
確かに「官能的な」短編集です。特に、「白いねぎ」。女性の作家でここまでエッチなことが書けることが、すごいです。
秀作としては「私小説」ですね。作家を夢見る友人に、「私と同じようにしてあげたいの」と、編集者に口を聞いてあげる作家の和美。彼女の真意はどこにあるのか? 優しさではない、残酷な結末。幸せな友人を陥れたいという心情って、女は少なからずもみんな持ってることに気づきます。いつの間にか、和美の側に立っている自分に気づいたとき、ぞっとしました。


まさに官能的       おすすめ度
本当に少々官能的でした。
官能的だけど、サラリと読めるところもよかったです。
読んだ後、少し気分が高揚していました。
ちょっと、熱くなりたいときには良いんじゃないかしら。