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■読者の評価
おすすめ度平均
きゅうくつな世界でのサバイバル おすすめ度
自分はほとんど問題と思わなかった、学校生活でどのグループに加わるとかが中高生(特に女子?)にとって致命的に重要なことなのだなと思った。グループ間のバランス、どこについていくか、グループにどこにも属さない子にどう接していくか、それらは細心の注意を払って行動すべきことなのだ。主人公の女性2人は、どちらもそういう感受性を強く持ってて、一方はそれを年齢とともにわりきり、克服した。それでもふとした瞬間にそのコンプレックスが蘇ってくる。傷ついた心の再生の話。
自分に近い おすすめ度
登場人物と同世代の私。私は葵と近いところがあり、小夜子みたいな友人がいるので、とても身近に感じられました。
閉塞感に満ちた単調な日常を描いた作品 おすすめ度
主な登場人物は、葵、ナナコ、小夜子の3人だけ。背景や脈絡もほとんどなく、葵と小夜子の感情や行動だけを軸に物語が展開する。舞台は、東京と桐生と伊豆と横浜。いずれも、葵と小夜子の五感を通した形だけで断片的に描かれている。
どうしてこの小説が多くの読者の共感を得たのかわからない。どうしてこれが直木賞に値するのかわからない。TVの「アラフォー」みたいに、それなりの女優に演じさせれば、ドラマとしてヒットするかもしれない予感を感じさせる。そこに著者の意図があるのではと疑ってしまった。
しかし、小説としては、筋の展開にダイナミクさがないからワクワクするような面白味に欠けるし、人物描写が表面的だから人間の内面に対する発見もない。この小説に共感できる読者は、この小説全体に漂うどうにもならないような閉塞感を共有し、葵や小夜子に自分の人生を重ね合わせて、「私も同じ」などと感じるからではなかろうか。
読んでいて、真中で途切れるような、ぎこちなさが残る文章もところどころにある。いかにも「ワープロで書きました」といったような、音読したときのリズムやスムーズさに欠ける文章だ。高い評判を聞いて、前から読みたいと思っていただけに、落胆した。
どうしてこの小説が多くの読者の共感を得たのかわからない。どうしてこれが直木賞に値するのかわからない。TVの「アラフォー」みたいに、それなりの女優に演じさせれば、ドラマとしてヒットするかもしれない予感を感じさせる。そこに著者の意図があるのではと疑ってしまった。
しかし、小説としては、筋の展開にダイナミクさがないからワクワクするような面白味に欠けるし、人物描写が表面的だから人間の内面に対する発見もない。この小説に共感できる読者は、この小説全体に漂うどうにもならないような閉塞感を共有し、葵や小夜子に自分の人生を重ね合わせて、「私も同じ」などと感じるからではなかろうか。
読んでいて、真中で途切れるような、ぎこちなさが残る文章もところどころにある。いかにも「ワープロで書きました」といったような、音読したときのリズムやスムーズさに欠ける文章だ。高い評判を聞いて、前から読みたいと思っていただけに、落胆した。
ひとりぼっち恐怖症 おすすめ度
この人の本始めて読んだんだけど、結構好きですね。
心に残ったのは、3歳の娘を連れて公園にいってみるものの、母親も娘もうまく友達が作れなくて悩んでる主人公に
「私たちの世代ってひとりぼっち恐怖症だと思わない?」
「ひとりぼっち恐怖症?」
「そ。お友だちがいないと世界が終わるって感じない?
友達の多い子は明るい子、友達のいない子は暗い子、暗い子はいけない子。
そんなふうに、誰かに思い込まされているんだよね。私もずっとそう。ずっとそう思ってた。世代とかじゃないのかな、世界共通の概念かなあ。」
と女社長が話すシーン。
ほんとそうだよね。頭からそう思い込んでしまってみんな余計自分を追い詰めてる気がする。
私も、もし自分のこがうまく友達を作れなくても、がっかりしたりいらいらしない心の余裕が欲しい。
心に残ったのは、3歳の娘を連れて公園にいってみるものの、母親も娘もうまく友達が作れなくて悩んでる主人公に
「私たちの世代ってひとりぼっち恐怖症だと思わない?」
「ひとりぼっち恐怖症?」
「そ。お友だちがいないと世界が終わるって感じない?
友達の多い子は明るい子、友達のいない子は暗い子、暗い子はいけない子。
そんなふうに、誰かに思い込まされているんだよね。私もずっとそう。ずっとそう思ってた。世代とかじゃないのかな、世界共通の概念かなあ。」
と女社長が話すシーン。
ほんとそうだよね。頭からそう思い込んでしまってみんな余計自分を追い詰めてる気がする。
私も、もし自分のこがうまく友達を作れなくても、がっかりしたりいらいらしない心の余裕が欲しい。
少女、大人、の友情 おすすめ度
読後、1年経った今も印象深いのは、2人の少女が、海辺の民宿で働いた日々です。
2人にとって、最高にキラキラ輝いた素敵な時だったと思います。
この部分以外は、どちらかと言えば、辛い暗い灰色のトーンですので、余計に印象的でした 友情がピークを迎えた時。この思い出があれば、つらくても生きていけそうです。葵はちょっと痛い感じの女になってましたが・・。(私個人の感想です。)
晩年にも少女のような、鮮烈な友情を経験したいものですが、それは難しいことは、
小説の後半にも描かれています。1度で十分。
2人にとって、最高にキラキラ輝いた素敵な時だったと思います。
この部分以外は、どちらかと言えば、辛い暗い灰色のトーンですので、余計に印象的でした 友情がピークを迎えた時。この思い出があれば、つらくても生きていけそうです。葵はちょっと痛い感じの女になってましたが・・。(私個人の感想です。)
晩年にも少女のような、鮮烈な友情を経験したいものですが、それは難しいことは、
小説の後半にも描かれています。1度で十分。

