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■読者の評価
おすすめ度平均
納得の結末 おすすめ度
本書は、2段組、400ページ近い長編で、たっぷりと楽しめる。
物語の展開は、心理戦あり、実戦ありで、硬軟多彩な内容だが、緊張の連続で、大変面白い。
この主人公は、当初記憶を失っている。
しかし、国家機密文書を持っている、とされている。
この、国家機密文書の内容とは何か?というのは、当初より、薄々想像出来る。
これをめぐって、いくつかの国家が、躍起になるという、インターナショナルな筋書き。
主人公は、傭兵ビジネスマンで、紛争を商売の対象としていたらしい。
さすがに、言動もしたたかだし、身のこなしも鮮やかだ。
このスケールの大きな物語は、意外な結末に収束する。
これで良かった、と感じ、深く納得した。
物語の展開は、心理戦あり、実戦ありで、硬軟多彩な内容だが、緊張の連続で、大変面白い。
この主人公は、当初記憶を失っている。
しかし、国家機密文書を持っている、とされている。
この、国家機密文書の内容とは何か?というのは、当初より、薄々想像出来る。
これをめぐって、いくつかの国家が、躍起になるという、インターナショナルな筋書き。
主人公は、傭兵ビジネスマンで、紛争を商売の対象としていたらしい。
さすがに、言動もしたたかだし、身のこなしも鮮やかだ。
このスケールの大きな物語は、意外な結末に収束する。
これで良かった、と感じ、深く納得した。
久々の笹本氏らしい作品。 おすすめ度
笹本稜平といえば、超一級の世界謀略小説作家である。「太平洋の薔薇」「天空への回廊」など、名作は多々ある。しかし最近では、警察小説など、スケールが小さくなってしまっていた。それらも確かに面白いのだが、世界中が舞台となる大きな小説をずっと待っていた。そして今作品は、その期待に答えてくれた。伝説の傭兵、檜垣耀二が砂漠で目を覚ますところから物語は始まる。しかし、檜垣は自分に関する記憶を一切失っていた・・・。
今作の主人公、檜垣耀二が登場するのは、三作品目である。初登場は彼が伝説となる活躍を描いた「フォックスストーン」。二作目は主人公ではないが、今作にも登場する戸崎真人を主人公とした「マングースの尻尾」。この二作品に登場したキャラは、ほぼ総出演するが、これらを読んでいなくても、今作は十分楽しめる。なんせ、檜垣はその二作品で起こったことを全く覚えていないのだから。
今回も本当にスケールの大きな話である。檜垣は自分の記憶を取り戻すため、世界中を飛び回る。そんな檜垣の自分探しの旅を中心に、あらゆる国家の思惑が複雑に絡み合う。登場人物も魅力的で、檜垣への友情だけで戦う男、愛国心の塊のような砂漠の民、自称日本のスパイマスターなど、愛すべき人物が多数登場。読んでいて本当に楽しい。
唯一の難点は、終盤にやや話を詰め込みすぎている点。いきなり色んなことが判明して、突然収束していくのは、そこまでのプロセスが楽しかっただけに、若干残念だった。
それよりなにより、笹本氏が世界謀略小説に帰ってきてくれたことはとても嬉しい。これからもスケールの大きな作品を期待したい。
今作の主人公、檜垣耀二が登場するのは、三作品目である。初登場は彼が伝説となる活躍を描いた「フォックスストーン」。二作目は主人公ではないが、今作にも登場する戸崎真人を主人公とした「マングースの尻尾」。この二作品に登場したキャラは、ほぼ総出演するが、これらを読んでいなくても、今作は十分楽しめる。なんせ、檜垣はその二作品で起こったことを全く覚えていないのだから。
今回も本当にスケールの大きな話である。檜垣は自分の記憶を取り戻すため、世界中を飛び回る。そんな檜垣の自分探しの旅を中心に、あらゆる国家の思惑が複雑に絡み合う。登場人物も魅力的で、檜垣への友情だけで戦う男、愛国心の塊のような砂漠の民、自称日本のスパイマスターなど、愛すべき人物が多数登場。読んでいて本当に楽しい。
唯一の難点は、終盤にやや話を詰め込みすぎている点。いきなり色んなことが判明して、突然収束していくのは、そこまでのプロセスが楽しかっただけに、若干残念だった。
それよりなにより、笹本氏が世界謀略小説に帰ってきてくれたことはとても嬉しい。これからもスケールの大きな作品を期待したい。
ウムムムム..... おすすめ度
成田空港の本屋で見つけて、あっという間に読んでしまいました。
スケールがデカくて、よくもまあ日本人でこのようなストーリーを書けたと感心しました。
しかし、話がデカイことはデカイですが、人物設定に無理が有り過ぎるのではないでしょうか。「傭兵」が物語のキーワードとなる場合、読者が感心せざるを得ないほどの知識とリアリティーを感じさせなければなりません。
柘植さんのように、描写に注力しすぎてストーリーが飛んでいってしまうのもどうかと思いますが(と、言いつつも全ての作品を読んでおります)、迫真性に欠けているのは、そのバックボーンがないからでしょうか。
スケールがデカくて、よくもまあ日本人でこのようなストーリーを書けたと感心しました。
しかし、話がデカイことはデカイですが、人物設定に無理が有り過ぎるのではないでしょうか。「傭兵」が物語のキーワードとなる場合、読者が感心せざるを得ないほどの知識とリアリティーを感じさせなければなりません。
柘植さんのように、描写に注力しすぎてストーリーが飛んでいってしまうのもどうかと思いますが(と、言いつつも全ての作品を読んでおります)、迫真性に欠けているのは、そのバックボーンがないからでしょうか。

