ドクター・ハンナ―死と踊る美人女医 (徳間文庫)
作者 戸梶 圭太
価格 1,000 円
出版社名 徳間書店
出版年月 2007/01/06
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■読者の評価     おすすめ度平均

この女医の毒はバイオハザードだ。       おすすめ度
「死と踊る美人女医」ときて「すわっ、官能小説?」、でもそれにしては分厚いと思って作者を見た「戸梶圭太」。あの爆発しちゃっている最狂な作家か!?官能にはほど遠い嫌悪さえ感じる描写。背筋より裏スジから這い上がる爆走ノンストップ驚愕お下劣、R指定本の「戸梶」か!?

95%のサディズムに5%の純愛を盛り込んで今作もやってくれています。なんといっても敵を作りまくる畔奈のブラックジャックのような(ブラックジャックには失礼だが)メスさばき、本能のままに発散するオスさばき。あっぱれというべきか。濃いキャラクターのオンパレードに、腹を抱えて笑った内科医の、話題の〈華麗〉とはいいがたい「一族」の狂乱振り。キャラクターの描写の緻密さがあってこそやはり面白く、それこそ読む側もアドレナリンとドーパミンを大量放出しないとついていけないハードな内容、ちなみに誰にも感情移入ができない!

後半から暴走の加速度が増してくるのでおいていかれそうな気もするがこれは「戸梶圭太」の特徴なのでまあしかたないか。毒されてしまえば快感得られるし。