RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)
作者 柴田 よしき
価格 630 円
出版社名 角川書店
出版年月 1997/10
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    第15回 横溝正史賞   受賞
レイプビデオがからむ連続殺人事件を追う新宿署刑事課村上緑子。巨大な警察組織の中で、個を見失わず放縦に生きる緑子。セクハラ・不倫・性的倒錯。−−ここに新しい警察小説が誕生した!

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■読者の評価     おすすめ度平均

確かに今までに無いキャラクターではあるが       おすすめ度
娼婦になるはずの女が、間違って刑事になってしまった。
淫乱刑事。男も女も見境なし。
確かに今までに無いキャラクターではある。

だけど、その奔放な考え方や行動には、女性から見ても
違和感がある。
やっぱりこの人、職業を間違えちゃったんじゃないの?

意味も無く行間を空けたり、登場人物が一ページ以上にも
わたって台詞を吐いたりするのも、勘弁して欲しい。
犯人は半分くらい読んだ所で想像が付いてしまった。
なんとなく、スケバン刑事の麻宮サキと海槌麗巳の関係を
思い出した。

うーん、なんとも言えない作品ですね。


考えさせられました       おすすめ度
女性刑事が事件を解決していく物語。本作は男の読者(私)に衝撃を与えました。今まで作者の提示した視点は抜け落ちていました。新しい視点をハッキリと明確にそして衝撃的に提示してくれました。そのことだけでも、凄い衝撃を受けました。変なことですが本当にこの社会は男社会なんですね。男社会であることが常識なんです。女性からの視点で男が小説やフィクションの中で行なうことを女性から行なわれると、やっぱり人生変わります。
また物語の進みも良くて、どんどん読めます。しかし大げさというか、現実離れしてますね。あまりドキドキ感はありませんでした。
そこを差し引いても、面白い作品です。読んで損はありません。


一気に読めた・・・けど       おすすめ度
一晩で一気に読めました
そのくらい話のテンポがよくてどんどんと話に引き込まれていきました
はじめは女性刑事である緑子のあまりの奔放さについていけなかったのですが
読めば読むほど緑子が魅力的に感じました

ただ事件の真相が明らかになるシーンがちょっと物足りなかったです
テンポよくよめたのはよかったのですが、そのままあっけなく終わってしまったように感じます

第二、第三のシリーズはまだ未読なので緑子がどんな活躍をするのかとても楽しみです


いいね! 緑子       おすすめ度
警察物に出てくる女性って、美人で冷たい、クールで女性を感じさせない・・なんてイメージがあります。
緑子はちょっと違うキャラクターでした。

何が違うかって、めちゃめちゃ感情が女性です。
怒ったり泣いたり、いや、泣き喚いたり・・・・
それにどうやら、すごい美人でもないらしい

横溝賞受賞作品なので、ストーリーはしっかりしていて、スピード感ある展開になっています。
と同時に、艶っぽい部分もかなりあります。

一気に読んで、すぐに続編を買いに走りました。



強烈!!       おすすめ度
本来この手の話は苦手。だが好きとか嫌いとかそんなことを考える余裕などなかった。緑子の行っていることが正しいとか正しくないとか、そういうことも読んでいるうちにどこかへ吹き飛んでしまった。ただそこにあるのは、自分自身に正直であり続ける一人の女性。そして、どんなことがあっても真実を追究しようとする、したたかなまでの警部補としての姿。柴田よしきの描く世界はめまいがしそうなほどだ。だが、ぞくぞくするほどの面白さもある。テンポがよく、一気に読めた。強烈な印象の作品だった。