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■読者の評価
おすすめ度平均
言葉の魔術師 おすすめ度
ドイツの有名な民話の登場人物と現代とが交錯する。「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(R・シュトラウスの交響詩でもありましたっけね?)のティルが登場する「ふたくちおとこ」と、アフリカからさらわれて哲学者となったアモが「かげおとこ」、それにお馴染みハーメルンの「ふえふきおとこ」の3部から構成されており、言葉の遊びで充ち満ちている。まさに多和田ワールド、全開といったところであろうか。
言葉の遊びと、民話と現代とを織り交ぜ、現実社会から浮かびあがる奇妙な世界。メタフィクションの傑作。

