雨更紗 (河出文庫―文芸コレクション)
作者 長野 まゆみ
価格 420 円
出版社名 河出書房新社
出版年月 1999/10
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■読者の評価     おすすめ度平均

すごく好きです       おすすめ度
これは何故か買っていません。
結構「すきだとかんじるもの」は買わずに、図書館などで何度も借りて読む事が多いです。

すごく好きで何十回も借りました。

カーチーベイ等があまり好きではないのでこういう話を多く書いて欲しいです。


長雨と美少年       おすすめ度
雨と少年…長野まゆみは水と少年を結び付けるのがとても上手いと思う。この作品では長雨と少年が取り上げられているが、他の作品でも噴水や湖沼がよく出て来る。どこかの雑誌でそれは少年の胎内回帰願望の象徴であると指摘されていたけれど、この作品に主人公と母親との関係がそこはかとなく描かれていることからも、あながち否定できない。この作品は二重人格者の少年の周りで起きる怪異話であり、少年愛の要素が濃く出ている。特に主人公の少年と青年教師の絡みは長野作品の中でもかなり官能的で気に入っている場面。作品としての評価も高いので一読を勧めたい。


長雨の日に       おすすめ度
雨が降り続く日や薄曇の空が広がる日に、ひとり静かにこの本を読んでみてはいかがでしょうか?

長野まゆみ先生の言葉の選び方には本当に驚かされます。ひとつひとつの言葉が美しくて声に出して読みたいくらいです。

哉と玲という二人の少年の物語です。とても不思議なお話です。読んでいると別世界に迷い込んだような気分になりました。

どこか謎を残したまま、物語の幕が下りるというのは、長野作品らしいなと思います。
読んだ後、なんともいえず切ない気持ちがあふれてきます。
とても美しく静かな物語です。



幽玄と静寂と。       おすすめ度
雨が降り始めると、この本を開きたくなる・・・。

少年のふたつの人格。
仄暗い空間に、静かに響く雨音。

読後何日間かは、何とも言えない奇妙な感覚に囚われます。



不思議な話でした〜。       おすすめ度
去年の夏越しのこと、哉と玲は祭りに出掛けた…。この話は訳が分からない事が多すぎです。雷鳴が轟く雨夜、湯船に浸かる哉の前に現れた少年は…?児手山の家に居るはずの従兄:玲は何故姿を現さない…?他にも疑問な点は出てきますが、読み進めていくうちに解決できて、最後には新たな疑問が生まれる。でも、それが長野ワールドなのでしょうね。哉と玲のやり取りが可笑しいようで、悲しい感じがします。この二人、実は・・・真相は読んで見て下さいね。