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■読者の評価
おすすめ度平均
社会不適合者の狂宴 おすすめ度
キャッチコピーが「動物好きに、いいヤツなんかいない」。本文の一段落めが「フリスビーを投げているのは、最終的に人生の伴侶を犬に決めたとおぼしき孤独の影が濃い四十前後の女だった」。トカジ、あいかわらず快調に飛ばしております。
実際、鉤崎たちの強盗計画の顛末もおもしろいけれど、この作品の肝は、登場する動物マニアの、徹底的な社会不適合ぶりです。マニアのなかには、冷酷な暴力団員もいるのですが、「やくざヤローが一番まともじゃねえか。あとは全員終わってんぞ」(笑。本文より)
屑人間を描かせたら日本一の筆力が、今作でもいかんなく発揮されています。読んでいるだけで腹が立ってくる。異臭がしてくる。うんざりしてくる。この不愉快な痛快さを、ぜひ体験してほしいです。
実際、鉤崎たちの強盗計画の顛末もおもしろいけれど、この作品の肝は、登場する動物マニアの、徹底的な社会不適合ぶりです。マニアのなかには、冷酷な暴力団員もいるのですが、「やくざヤローが一番まともじゃねえか。あとは全員終わってんぞ」(笑。本文より)
屑人間を描かせたら日本一の筆力が、今作でもいかんなく発揮されています。読んでいるだけで腹が立ってくる。異臭がしてくる。うんざりしてくる。この不愉快な痛快さを、ぜひ体験してほしいです。
面白い おすすめ度
希少動物の売買っていう設定もユニークなら、登場人物や会話の妙も一級品。型に嵌って同じ過ちを繰り返すミステリー・サスペンスの駄作たちにくらべ純粋に面白い。一見破天荒な文章に見えるがその実、無駄が少なくなかなかの筆力。お勧めできる。
動物フェチ おすすめ度
販売禁止の危ない動物達を愛する危ない人々。
その金を狙う危ない人々・・って、戸梶ワールドにはまともな人が出ていないのがあたりまえだった。
外ではクールなヤクザさんも、家に帰ると動物達に囲まれて、足の踏み場もなく右往左往しながら餌をやり世話をする場面が楽しかった。
その金を狙う危ない人々・・って、戸梶ワールドにはまともな人が出ていないのがあたりまえだった。
外ではクールなヤクザさんも、家に帰ると動物達に囲まれて、足の踏み場もなく右往左往しながら餌をやり世話をする場面が楽しかった。
読みやすく、話のテンポもいいのでおすすめ。
多少のスプラッタやいつもの明るい変態もあるので、苦手な方は控えた方がいいかも。
でも、私は大好き。戸梶は変態を書いてもなんだか明るい。

