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■読者の評価
おすすめ度平均
期待して読んだけれど・・・・ おすすめ度
初めて読んだ宮部みゆきの本でした。
人気がある作家さんのようだし、期待して読み進めましたが、
半ばまできても目立った展開もなし。
いったいどこで驚かされるのだろうと待っていましたが、
出てきた真相は「これだけ?」って感じでした。
それにしても、『恋におちて』っていう選曲は
どうにかならなかったんでしょうか。
あまりにもかっこ悪すぎです。
せっかく着メロをキーにしてるのに、あまりの選曲ミス。
子煩悩で奥さん大好きで、でも逆玉ゆえの悩みがある主人公には
好感が持てましたが、「だから?」という感じ。
期待してたのに残念だなぁ。
もっと面白いとよかったな。
人気がある作家さんのようだし、期待して読み進めましたが、
半ばまできても目立った展開もなし。
いったいどこで驚かされるのだろうと待っていましたが、
出てきた真相は「これだけ?」って感じでした。
それにしても、『恋におちて』っていう選曲は
どうにかならなかったんでしょうか。
あまりにもかっこ悪すぎです。
せっかく着メロをキーにしてるのに、あまりの選曲ミス。
子煩悩で奥さん大好きで、でも逆玉ゆえの悩みがある主人公には
好感が持てましたが、「だから?」という感じ。
期待してたのに残念だなぁ。
もっと面白いとよかったな。
お勧めできません おすすめ度
宮部みゆき特有の
事件発生→関係者インタビュー→謎が深まる→意外なところから新事実発見→どんでん返し
→種明かし→すっきり
の手法です。最近では「楽園」もこの手法をさらに洗練してうまく使って書いています。が、「誰か」では肝心のミステリーのパンチ力が弱すぎる!日常性を強調したかったのかと思いますが、これでは読者はページをめくるスピードが速くなりません。途中余分な話が多すぎる傾向もこの人特有と言えるかもしれません。思い切って星一つにしました。
事件発生→関係者インタビュー→謎が深まる→意外なところから新事実発見→どんでん返し
→種明かし→すっきり
の手法です。最近では「楽園」もこの手法をさらに洗練してうまく使って書いています。が、「誰か」では肝心のミステリーのパンチ力が弱すぎる!日常性を強調したかったのかと思いますが、これでは読者はページをめくるスピードが速くなりません。途中余分な話が多すぎる傾向もこの人特有と言えるかもしれません。思い切って星一つにしました。
人間の弱さが産む卑しさが哀しい おすすめ度
ほのぼのとした主人公が追う自転車事故で亡くなった運転手の過去。
大きな事件が起きるわけではない。
ものすごい悪人が出てくるわけでもない。
けれども読み終わった後に人の弱さが引き起こす出来事に
なんとも言えない後味の悪さを覚える。
人の弱さは「悪」よりよほど卑しく性質が悪い。
主人公が「いい人」だからこそ、「幸せ」だからこそ
巻き込まれた事件の卑しさに圧倒された。
大きな事件が起きるわけではない。
ものすごい悪人が出てくるわけでもない。
けれども読み終わった後に人の弱さが引き起こす出来事に
なんとも言えない後味の悪さを覚える。
人の弱さは「悪」よりよほど卑しく性質が悪い。
主人公が「いい人」だからこそ、「幸せ」だからこそ
巻き込まれた事件の卑しさに圧倒された。
自分以外の誰かが必要なのだ おすすめ度
財閥会長の運転手・梶田が、歩道で自転車に撥ねられて死亡した。
撥ねた人物は逃げてしまい不明。
犯人を見つけたい姉妹は、父の生涯を本にして犯人に名乗り出るよう仕向けたいと会長に相談をする。
会長は娘婿である杉村にその本の編集を依頼し、杉村は取材をはじめるが、長女は「父にはの知らない過去があるのであまり調べないで欲しい」と相談をもちかける。
死亡事故の謎と、梶尾の過去、そして姉妹の未来、について淡々と調査をして積み重ね解き明かされていく筋です。
『わたしたちはみんなそうじゃないか?
自分で知っているだけでは足りない。
だから、人は一人では生きていけない。
どうしようもないほどに、自分以外の誰かが必要なのだ。』
こんな分析をひとりでして、相手の話を聞き取ることに気を配ることができる魅力的な探偵役である杉村。
心やさしい中年男性が主人公なので悲劇的な出来事にかかわらず、のどやかな雰囲気のあるお話になっています。
撥ねた人物は逃げてしまい不明。
犯人を見つけたい姉妹は、父の生涯を本にして犯人に名乗り出るよう仕向けたいと会長に相談をする。
会長は娘婿である杉村にその本の編集を依頼し、杉村は取材をはじめるが、長女は「父にはの知らない過去があるのであまり調べないで欲しい」と相談をもちかける。
死亡事故の謎と、梶尾の過去、そして姉妹の未来、について淡々と調査をして積み重ね解き明かされていく筋です。
『わたしたちはみんなそうじゃないか?
自分で知っているだけでは足りない。
だから、人は一人では生きていけない。
どうしようもないほどに、自分以外の誰かが必要なのだ。』
こんな分析をひとりでして、相手の話を聞き取ることに気を配ることができる魅力的な探偵役である杉村。
心やさしい中年男性が主人公なので悲劇的な出来事にかかわらず、のどやかな雰囲気のあるお話になっています。
ミステリーだけどミステリーっぽくない おすすめ度
宮部みゆきが、著書の言葉としてカバーに載せているが、曰く
人生に不足がない、あるいは、幸せな人生をおくっている探偵役というのは、ミステリーの世界ではなかなか珍しいような気がする―と、常々考えていました。
平凡でこれという取り得もなく、でも日常生活は安定していて、ほのぼのと幸せ。この作品はそういう人物が主人公です。
著者自身が述べているように、主人公自身にはこれといった特徴はなく、無害で平凡実直なだけが取り得というサラリーマンである。これがそもそもミステリーの主人公としては異色といえる。また、主人公がそういう感じであるため、ストーリーそのものも、決して劇的な展開はなく、ただただ、静かに進んでいく。かといって、安直なストーリー展開かといえばそうではない。話の内容自体は使い古されたものではあるが、見事な人物描写と、ありふれているからこそ、感情移入もしやすく、親しみやすい杉村三郎のキャラクターが、淡々と進んでいくストーリーを単調さから救ってくれている。宮部みゆきミステリーでは、だいたいにおいて、驚くような展開、結末が用意されているのが特徴であり、それがファンの心を捉えているが、この作品では良い意味でそれを見事に裏切ってくれる。
ただし、決してハッピーエンドでは終わらないので、どこかもやもやした気持ちを抱えてしまう事になるかもしれない。そんなところも、この作品の特徴といえば特徴であるともいえるが。
人生に不足がない、あるいは、幸せな人生をおくっている探偵役というのは、ミステリーの世界ではなかなか珍しいような気がする―と、常々考えていました。
平凡でこれという取り得もなく、でも日常生活は安定していて、ほのぼのと幸せ。この作品はそういう人物が主人公です。
著者自身が述べているように、主人公自身にはこれといった特徴はなく、無害で平凡実直なだけが取り得というサラリーマンである。これがそもそもミステリーの主人公としては異色といえる。また、主人公がそういう感じであるため、ストーリーそのものも、決して劇的な展開はなく、ただただ、静かに進んでいく。かといって、安直なストーリー展開かといえばそうではない。話の内容自体は使い古されたものではあるが、見事な人物描写と、ありふれているからこそ、感情移入もしやすく、親しみやすい杉村三郎のキャラクターが、淡々と進んでいくストーリーを単調さから救ってくれている。宮部みゆきミステリーでは、だいたいにおいて、驚くような展開、結末が用意されているのが特徴であり、それがファンの心を捉えているが、この作品では良い意味でそれを見事に裏切ってくれる。
ただし、決してハッピーエンドでは終わらないので、どこかもやもやした気持ちを抱えてしまう事になるかもしれない。そんなところも、この作品の特徴といえば特徴であるともいえるが。

