|
|
|||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
■読者の評価
おすすめ度平均
いやあ、おもしろかった! おすすめ度
作者は本書をただの貴種流離譚として描くのではなく、陰謀渦巻く謀略小説として成立させてしまった。
これがまったくもってウマイ。まさに本当にそうだったのではないだろうか、と単純なぼくなんか頭っから信じ込んでしまいそうな話なのである。
時代物なのにミステリーと銘うたれているのもそれゆえ、ほんとうにいったい誰が見方で、誰が敵なのか?という謎が最後まで展開し読者を飽きさせない。
謀略についてのアウトラインは物語半ばでおおよそ掴めてしまうのだが、ラストに至ってまだその裏をかく真実があったのかと気づかされるあたり、かなりミステリ的に成功してるといえるだろう。
秀頼当人のキャラクター造形の魅力もさることながら、大御所家康の策略家としての絶対的存在感や脇を固める間者たちの手駒としての悲哀、本書の主人公である真田幸村の息子大助(幸昌)の若々しさと熱情などなど読みどころは数多い。ラスト近くの緊迫感は、結果を知っているにも関わらず手に汗を握ってしまうほどだった。
これがまったくもってウマイ。まさに本当にそうだったのではないだろうか、と単純なぼくなんか頭っから信じ込んでしまいそうな話なのである。
時代物なのにミステリーと銘うたれているのもそれゆえ、ほんとうにいったい誰が見方で、誰が敵なのか?という謎が最後まで展開し読者を飽きさせない。
謀略についてのアウトラインは物語半ばでおおよそ掴めてしまうのだが、ラストに至ってまだその裏をかく真実があったのかと気づかされるあたり、かなりミステリ的に成功してるといえるだろう。
秀頼当人のキャラクター造形の魅力もさることながら、大御所家康の策略家としての絶対的存在感や脇を固める間者たちの手駒としての悲哀、本書の主人公である真田幸村の息子大助(幸昌)の若々しさと熱情などなど読みどころは数多い。ラスト近くの緊迫感は、結果を知っているにも関わらず手に汗を握ってしまうほどだった。

