みみずくの日々好日
作者 五木 寛之
価格 1,400 円
出版社名 幻冬舎
出版年月 2004/12
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■読者の評価     おすすめ度平均

エッセイの達人の楽しくてためにもなる面白本。       おすすめ度
デビュー以来、40年来のフアンです。最初のエッセイ「風に吹かれて」からエッセイや批評は全作品読んでいますが、近年は仏教、あるいは日本人の宗教性といった点に重点をおいた活動を精力的に行っており、今年73歳とは思えぬほど。凄い、という他ありません。エッセイの書き手としてもトップクラスではないでしょうか。簡潔で、わかりやすく、内容も幅広く、中身も充実しています。A新聞に週1で連載されているので、御存知の方も多いと思いますが、あの短い文章で、毎回のタイトルの付け方、話しの落とし所、いつも感心しています。とにかく、面白い、ためにもなる、エッセイで知って、あるいは興味を持って読んだ本がけっこうあります。書店で目次だけでも読まれたら、面白そうと感じられでしょう。五木氏曰く、フアンから「あんまり面白く、分かりやすく、読みやすいので本屋で一気に立ち読みしました」と言われたそうです。いわゆるインテリを自認する人たちの中で、五木氏を「カッコつけすぎる」と揶揄する人が少なくありませんが、73になったいまでも男の私が見てもやはりカッコいいと思います。15年後、カッコイイかどうかは別にして、あれだけの好奇心と行動力をもてたらいいのですが。褒め過ぎでしょうか。でも、お奨めします。


軽いエッセイは心地よい       おすすめ度
仏教のこと食べ物のこと、作家としての仕事やモハメド・アリ、司馬遼太郎、ヘンリー・ミラーなど、旧知の人々との思い出、そして社会の出来事について。本来は重い内容であっても、五木さんのエッセイらしく、軽やかな一冊になっています。常に文章をわかりやすく、簡単に書くことを大切にしているという、五木さんならではの作品です。長年の五木ファンはもちろん、若い人たちにもぜひ読んでもらいたい一冊です。