「個」を見つめるダイアローグ
作者 村上 龍   伊藤 穰一
価格 1,680 円
出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2006/05/26
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■読者の評価     おすすめ度平均

リラックスして読んで欲しい日本批判の書       おすすめ度
と、村上氏は本書を位置付けているが・・・
大多数の人にはリラックスして読めるものではないと思う。

私は、日本の現実・自分自身の現実と向き合わされ、考え込んでしまった。

村上氏・伊藤氏の考える「ハッピーになれる思考・行動」のできている少数の読者に限り、うなずきながら楽しんで読み進められる本だろう。

とは言いつつも、単なる批判で終わっていない。

「ハッピー」を実現している人たち(それが村上氏・伊藤氏本人の場合もある)の紹介を通して、ハッピーになれる思考・姿勢・行動のヒントをつかんで欲しいという両氏の思いがまっすぐに伝わってくるからだ。

ルートサーバーを管理するおじいさんの話などは強くに印象に残っている。


朝日新聞と慰安婦問題       おすすめ度
現在、国際社会では「日本国は国策として女性を強制連行し性奴隷とした」という話が常識となっている。
そうなった最大の原因は、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の嘘話の大宣伝である。
その朝日新聞は現在、
「官憲による強制連行があったかどうかは枝葉であり、問題の本質から目をそらそうとしている」
と言っている。
人間ここまで汚くなれるのだろうか?
ならば朝日の記者は世界中に飛んで「実は政府・軍による強制連行の証拠は一切無いんだ」と誤解を解くべきだろう。
それが責任のとり方じゃないのか?
朝日の記者にだって少しは良心があるのだろう?


既成の価値観にとらわれるな       おすすめ度
IT界の伝道師・伊藤 穰一氏との対談集。

対談集なので、サラッと読めます。

なかなか良い対談集でした。


既存の価値観に対し、何も疑問を持たないあなた。

物事の真相を見ようとしない、見れていないあなた。


その姿勢改めたほうがいいですよ。

と、村上龍は小説でも、エッセイでも、対談集でも僕らに伝えてくれる。


日々なんとなく生きてしまっている人は、この本を読んでそんな生き方やめてしまいましょう。


刺激を受ける内容であったけど       おすすめ度
組織の中で昇進を目指す人と、世界中で平らなネットワークを持って活躍する人の対比が興味深かった。自分のプロフェッションを持っていないと後者の人材にはなれないと感じたし、そうならなければいけない時代にすでに入っていると再認識させられた。

アメリカとフランスが互いをリスペクトしているいて、アメリカと日本の間にはそのような関係がないという書き方はうまいと感じた。リスペクトという単語でピッタリだなと思う。

全体を通じて、量の割りに内容が薄いことはやはり、ダイアローグという形式だからでしょうか。
読後、自分で考えることが重要な内容だと思います。


そうだよね       おすすめ度
そうだよね、と感じる部分が多かった。
しかし、そのせいかサラッと読み終えてしまった。

「個」を見つめるダイアローグというタイトルだが、内容は現在の日本の問題とかを考えるといったもの。
外国との対比を用いながら、今の日本のおかしな部分を指摘している。
その指摘自体は的を得ていると思う。しかし、すでに指摘されているようなものが多かったと思う。
比較の対象として、外国で何が起きているかを話しているのだけれど、その部分が個人的には良かったかなと。