ミッキーかしまし
作者 西 加奈子
価格 1,365 円
出版社名 筑摩書房
出版年月 2007/10
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■読者の評価     おすすめ度平均

よう喋らはる。       おすすめ度
「脳みそつるつるエッセイ」って……。西加奈子さん、そんな惹句を掲げて
いいのか?なんて、ちょっと心配しながら読んで、これは本人が作中で
書いているのでした。
西さんの作品を読んできて、この人の持ち味は“ぶっちゃけ”にあると感じて
いました。きれいごとは書かない、美しい夢も語らない。
巧みなストーリーで引っぱっていく作家ではないけれど、本音を綴るひたむきさが
私は好きなのです。
さて、本作。明るく勢いのある内容と語り口で、西さんのいろんな面を垣間見ることが
できました。
大阪人のツッコミも物言いも満載。西さん自身、書き進むにつれてほぐれていき、
“こんなん書いてええのん?”ていうようなことまで書いてます。
お酒ネタは、ちょっと凄まじいです。陽気な酒が行きすぎるんですねえ。
外人について、泥棒市のこと、温泉宿の仲居さんチェック……。
まあ、おかしかったですわ。素と企みとがどこまで?と、思っていても
ついつい一気読みしてしまいました。
タイトルの「ミッキー」については、ちゃんと説明がありました。     


日常生活。       おすすめ度
飾らない。
その一言に尽きる。
独自の観点も素敵だし、彼女の生活そのものが小説に現れている感じがする。
読み始めると止められなくて、一気に一冊読んでしまった。
閉じたのに、開いてしまう。その繰り返し。
軽くもなく、かといって重いわけでもなく、人と会話しているような、やわらかさ漂うエッセイ。


素の姿が見られます。       おすすめ度
西さん初のエッセイ集。
なんか、想像してたよりかなり豪快な人・・
といっても酒の話においてですが・・・。

凄く可笑しい人なんだな、とこのエッセイを読んで分かった。
可笑しいけど、かわいい。
そんな感じ。
素の西さんが垣間見られて、いい感じです。
何気に大阪弁が心地よかったりするんですよね。

自分を飾ろうとせず
ありのままの姿を見せている
西さんにさらに好印象でした。