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■読者の評価
おすすめ度平均
あの、伝説のサントリー宣伝部をめぐって おすすめ度
開高健、山口瞳、柳原良平などなど、
そうそうたる面々が、机を並べて仕事をしていた
サントリー宣伝部。
いままでも、
自由な雰囲気の会社のなかで、
自在に仕事をしてきた様子は描かれてきたが、
この本は、佐治敬三をはじめとする才能が、
いかに「洋酒天国」というPR誌を作ってきたかが
生き生きと描かれている。
そしてそればかりでなく、その同時代に生きた、
いまもまだ人気のある埴谷雄高や山本周五郎、
サブカルチャーの担い手だった植草甚一などの文化人も。
なんといったらいいのか、
文化的に熟した一つの時代が、
魅力的に描かれた一冊だと思う。
そうそうたる面々が、机を並べて仕事をしていた
サントリー宣伝部。
いままでも、
自由な雰囲気の会社のなかで、
自在に仕事をしてきた様子は描かれてきたが、
この本は、佐治敬三をはじめとする才能が、
いかに「洋酒天国」というPR誌を作ってきたかが
生き生きと描かれている。
そしてそればかりでなく、その同時代に生きた、
いまもまだ人気のある埴谷雄高や山本周五郎、
サブカルチャーの担い手だった植草甚一などの文化人も。
なんといったらいいのか、
文化的に熟した一つの時代が、
魅力的に描かれた一冊だと思う。
酒に酔い、作家に酔い、時代に酔う おすすめ度
サントリーのPR雑誌編集者・寄稿者を軸に、時代背景と編集四方山話が語られる。結果的として小粋な昭和文壇史の誕生だ。著者は山口瞳に力点を置いているが、やはり経営者の佐治敬三との関係から言っても、開高健にもっと紙数を割いて欲しかった。豊饒な言葉の大地から紡ぎ出される珠玉の数々。後に「食」や「釣り」や「旅」へと誘ってくれた彼の根っ子は、「洋酒天国」から生まれたに違いない。品格のある著者の文章からは、時代の猥雑さや混沌は伺えないが、飲み心地の良いお酒にも似た味わいのある一冊。

