密室の鎮魂歌(レクイエム)
作者 岸田 るり子
価格 1,785 円
出版社名 東京創元社
出版年月 2004/10/22
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    鮎川哲也賞   受賞
    第14回 鮎川哲也賞   受賞
女流画家の絵に描かれた不思議な模様の謎が、圧巻です。最後の章は読んでいて背筋の凍る思いがしました。登場人物間の心理的な関係が非常に面白く描かれており、また何人かの奇妙な登場人物が不思議な彩を添えているのがよいです。

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■読者の評価     おすすめ度平均

傑作。2作目を待っています。       おすすめ度
一年ほど前に読んだので、細部は忘れてしまいましたが、面白かったです。
魅力的な謎、存在感のある登場人物、読みやすくて丁寧な文章と完成度が高かったです。2作目を待っています。


密室へのこだわりは感じず       おすすめ度
 手品というのは、「なんだ。そんなことだったのか」と思わせる単純明快なタネがあるからこそ、すごいのだと思う。密室ミステリも同じだ。だが、昨今の密室ミステリはトリックがだんだんと複雑化してきている。数が増えれば、複雑化するのはやむを得ない。しかし、だからこそ単純明解な密室トリックへの想いが募るのだ。

 本書は、そんな書評子の気持ちに部分的には応えてくれるあるものの、密室のなぞが解けたときの充足感もそれほどでもなく、全体的には消化不良気味であった。ただ、軸となる刺青の謎や動機では惹きつけられる部分があっただけに、ほかの完成度の低い密室事件は余分だった気がする。


無難な出来       おすすめ度
これは本格ミステリではないですね。サスペンス小説です。
途中の各章ごとに登場する密室事件がつまらない。
おそらく作者としては、「幾つもの密室事件を経て最終的に辿り着いたのは……!」という構成をもくろんでいたのだろうが、「密室」をここまで前面に押し出す必然性がまったく感じられないし、そのために読者が抱いてしまった期待感にも応えられていないと思う。
文章もけっして下手ではないが、かといって巧くもない。
一言でいえば「無難な出来」。ただし、デビュー作として見れば水準は越えているか。
ちと辛い評価になりますが、とにもかくにもこれから。受賞後第一作に期待。


背筋の凍る思い       おすすめ度
女流画家の絵に描かれた不思議な模様の謎が、圧巻です。最後の章は読んでいて背筋の凍る思いがしました。登場人物間の心理的な関係が非常に面白く描かれており、また何人かの奇妙な登場人物が不思議な彩を添えているのがよいです。絶対お勧めの一冊です。


傑作だと思う       おすすめ度
京都の描写が女性らしい目の付け所で紹介されてミステリーの中で違った意味で楽しめた。
作者の略歴を見ると化学が専門でさらっと専門知識をうまくストーリーの中に取り入れている。検索すると作者はいろんな大きな賞で最終エントリーまで残っておりかなりの実力者であるようだ。次作も楽しみだ。はっきり言って引き込まれた。