島崎警部のアリバイ事件簿―天城一傑作集〈2〉 (天城一傑作集 (2))
作者 天城 一
価格 3,150 円
出版社名 日本評論社
出版年月 2005/06
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本格推理ファンに挑む、“幻の探偵作家”待望の第2弾。本書には、列車の名前を冠した時刻表ミステリの全作と、その他の秀作を収録する。毅然とした存在感を示すミステリの数々がここに。

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■読者の評価     おすすめ度平均

アリバイトリックここに       おすすめ度
天城一、第二期にあたる作品集。
第一期の短くコンパクトにまとめられた作品群からしばしの沈黙を経て突如掲載され始めた作品群。
それは当時の日本情緒溢れる電車時刻表を縦横無尽に駆けぬける列車アリバイトリックもの。

事件を解決するために時刻表を丹念に調べてこつこつと解決する様は超人探偵には相応しくないのか、
探偵は警部に変更されており、その調査振りを克明に描くために
文章も長くなっています。

なかなか、作者の電車マニア振りが拝見できて楽しいと共に、近代はこんな情緒溢れる
電車トリックは難しくなったなと言うのが実感されます



ダイヤグラムは永遠に       おすすめ度
〜昨年上梓され、本格ミステリファンから好評を博した『天城一の密室犯罪学教程』に続き、今度は、時刻表トリックをはじめとするアリバイ崩し物を中心に編まれた傑作選。
アイデアの奇抜さという面では、前著に一歩譲るが、その分、読みやすく、初心者にお勧めするなら、むしろ、本書が良いかもしれない。
本書の時刻表トリックは、どれも緻密で、いくつもの〜〜可能性が検討された末、真の解答に至るプロセスはスリリングで、本格物ファンには堪えられないだろう。
ただし、当然、いずれも現行のダイヤグラムとは違うので、「実用」的値打ちはない。あしからず。
だが、作品の値打ちは永遠に変わらない。今なお、輝きを失わない名作揃いである。〜