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■読者の評価
おすすめ度平均
この作家は初めて読みましたが おすすめ度
面白かったです。メインのトリックはとてもよいと思う。枝葉のトリックではがっかりもある。さほど怖くない、現実味がない、という感想ももつが、むかし横溝正史を楽しんでいた頃と同じような、ミステリーに私が期待するものは十分味わわせてもらいました。最後の部分では、はるかむかしに読んだカーの小説を思い出しました(もしネタばれになるとまずいので作品名は書きません)。
「難苗字の如き 読めぬもの」 なっ、名前が〜!! おすすめ度
ずばり 21世紀の「金田一耕介シリーズ(横溝正史」ですね。因習、伝説、怪談、陰惨な殺人事件、あっと驚く真相、でもその後ゾクっと・・・。面白いです。
でも・・・ このシリーズ、登場人物の名前が めちゃくちゃ読みにくい!!山田太郎、鈴木花子、山本一郎、田中良子・・では 雰囲気が出ないんでしょうが 出てくる人 出てくる人がみんな 変な苗字 変な名前ばっかり!! なかなか覚えられなくて 何度も巻頭の「登場人物紹介リスト」を見にいくのは ちょっとな〜。
三津田先生! 「山魔〜」の次作からは 登場人物名を もうちょっと普通のにして下さい!
でも・・・ このシリーズ、登場人物の名前が めちゃくちゃ読みにくい!!山田太郎、鈴木花子、山本一郎、田中良子・・では 雰囲気が出ないんでしょうが 出てくる人 出てくる人がみんな 変な苗字 変な名前ばっかり!! なかなか覚えられなくて 何度も巻頭の「登場人物紹介リスト」を見にいくのは ちょっとな〜。
三津田先生! 「山魔〜」の次作からは 登場人物名を もうちょっと普通のにして下さい!
怒濤の謎解き おすすめ度
登場人物のキャラクター設定含め小説としてもう一つ書き込めていない歯痒さは感じられますが、謎解きを楽しむミステリーとしてはかなり面白いです。
ラスト怒濤の21の謎一気解決から過剰なまでのどんでん返しまで、よく考えたなーとうならされます。
ホラーテイストのエンディングもかなり好きです。
次作以降更に練り込んだ人物設定や世界観を加味してものすごい傑作を書いて欲しいです。
ラスト怒濤の21の謎一気解決から過剰なまでのどんでん返しまで、よく考えたなーとうならされます。
ホラーテイストのエンディングもかなり好きです。
次作以降更に練り込んだ人物設定や世界観を加味してものすごい傑作を書いて欲しいです。
探偵小説の復活 おすすめ度
横溝正史を「最後の探偵小説作家」と呼ぶらしいが、
一度絶滅してしまった探偵小説がまるでトキやコウノトリのように復活した...
初めて読んだ三津田信三を、わたしはそんな風に感じた。
設定、時代背景、猟奇的な犯罪、なまめかしさ、どれをとっても
推理小説というより探偵小説と呼ぶにふさわしいテイストだった。すばらしい。
読者は、この禍々しい物語の犯人が誰で、どう犯罪が行われて、
その動機は何かを、神経を研ぎ澄ませて、作家が綴るコトバ一つ一つを
かみ締めながら読む。それでも、あのラストの大どんでん返しには驚かされるし、
確かにフェアだよなぁ...と思いながらも、そこに気を止めず
読み進めてしまったことを悔しく思った。
再読の必要性に迫られる一作だ。1回目は単純に楽しむため、
2回目は確認をするため......。
ヤラレター! このどんでん返しは、想像つかなかった。
トリックの複雑さはクロフツの「樽」を少し思わせ、
覆い尽くす黒く不気味なムードは、やはり横溝正史の遺伝子だと思った。
夢野久作っぽくはない。
ただ、大ラスの不気味さは、「ドグラ・マグラ」の『ブゥーーーーーーーン』に
匹敵すると感じた。このラストが描きたいがために、作者はこの形式を取ったのだろうか。
作家の筆を借りる形で、物語が進む方式はこれまでもあったが、これは......。
戦後ミステリの好きな方なら、クスリと笑ってしまうようなトリヴィアが
いっぱい詰め込まれている点も見逃せない。
だって、主要登場人物の一人に江川蘭子ですよ!
これを知ったら、もう読むしかないでしょう。
一度絶滅してしまった探偵小説がまるでトキやコウノトリのように復活した...
初めて読んだ三津田信三を、わたしはそんな風に感じた。
設定、時代背景、猟奇的な犯罪、なまめかしさ、どれをとっても
推理小説というより探偵小説と呼ぶにふさわしいテイストだった。すばらしい。
読者は、この禍々しい物語の犯人が誰で、どう犯罪が行われて、
その動機は何かを、神経を研ぎ澄ませて、作家が綴るコトバ一つ一つを
かみ締めながら読む。それでも、あのラストの大どんでん返しには驚かされるし、
確かにフェアだよなぁ...と思いながらも、そこに気を止めず
読み進めてしまったことを悔しく思った。
再読の必要性に迫られる一作だ。1回目は単純に楽しむため、
2回目は確認をするため......。
ヤラレター! このどんでん返しは、想像つかなかった。
トリックの複雑さはクロフツの「樽」を少し思わせ、
覆い尽くす黒く不気味なムードは、やはり横溝正史の遺伝子だと思った。
夢野久作っぽくはない。
ただ、大ラスの不気味さは、「ドグラ・マグラ」の『ブゥーーーーーーーン』に
匹敵すると感じた。このラストが描きたいがために、作者はこの形式を取ったのだろうか。
作家の筆を借りる形で、物語が進む方式はこれまでもあったが、これは......。
戦後ミステリの好きな方なら、クスリと笑ってしまうようなトリヴィアが
いっぱい詰め込まれている点も見逃せない。
だって、主要登場人物の一人に江川蘭子ですよ!
これを知ったら、もう読むしかないでしょう。
土俗小説+本格推理 おすすめ度
三津田さんの小説を今回初めて読んだ。本のタイトル、事件性、物語の出だしの語り等々横溝正史氏をかなり意識した、というよりも、もろ横溝氏の大ファンが描いた推理小説である。土俗的な物語に本格推理のエッセンスを十分詰め込んだ作品に興味をそそられたし、読み手のミステリーファンの急所を摘むような展開を支持する読者もかなりいると思う。しかし、凝りに凝った人物名のわりに、印象度がかなり薄い登場人物、会話の単調さなどは、横溝氏を意識すればするほど、見劣りしてしまう。その辺はネックであるが、十分有意義な時間を過ごせた作品であったことで、星4つはつけたい。

