Kの日々
作者 大沢 在昌
価格 1,785 円
出版社名 双葉社
出版年月 2006/11
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■読者の評価     おすすめ度平均

Kimikaの日々       おすすめ度
さくっと読めるお手軽な大人のエンタメを書かせると
うまいです。大沢さん。
この「Kの日々」も肩の力を抜きまくって書かれており、
ほぼ会話だけで物語が進行しておりました。もはやリアリ
ティーとか緊張感なんてものは超越しちゃってます。

そんな中、「君香」とのエピソードだけが妙にリアル
に感じられたのは、もしかしたら実体験に即して
書かれたからなのでしょうか・・・・?
正直、ケイには人間味を感じられなかったけれど、君香
には生々しい存在感を感じることができました。

是非、君香を主人公にして続編を書いてください。


普通の作品       おすすめ度
とりたてて特長のない、普通の作品だった。作品の雰囲気としては、初期の「佐久間公シリーズ」に近い印象を受けた。
1.三年前の誘拐事件が起きた、2.その身代金を持った中国人が東京湾に浮かんだが身代金が消えた、3.身代金の行方を追ってその中国人の恋人をマークする、という内容なのだが、これだけ読んでも、ミステリーを読み慣れた人であれば、結末が容易に想像できるのではないだろうか?
とにかく、この内容で500ページ級というのは、無理矢理ふくらませた感じで、読んでいてつらかった。大沢氏には、他に数多くの優れた作品があり、もし未読の作品があったら、そちらを先に読むことをおすすめしたい。


あ〜やっぱり       おすすめ度
「狼花」で大沢さんが、復活したと思ったのに・・・。

三年前のやくざの組長誘拐。犯人は、当時の組員二人と、絵図を描いた謎の「メール男」、そして、東京湾に浮かんだ中国人マフィアの李。身代金の8千万は、行方不明。李の恋人の「K」が、その行方を知っているのか?元組員二人から身代金の行方を依頼された、裏稼業探偵「木」。更に、悪徳刑事、組長の息子も登場して身代金の行方を追う事に。そしてKに惚れてしまった木。

面白くなるはずなんだけどな?何だろう?不満だけが残った。



おもしろくなかったです。       おすすめ度
最近の大沢在昌さんにはがっかりし続けています。
社会的な悪を小難しく書かなかった分、この作品はまだマシな気もしますが…。

李さんの死体を見ただけで、勘のいい人には先が見えてしまう。
悪人たちの間抜けさも、間抜けすぎる。
大沢在昌さんの作品にありがちな、ヒロインが男目線でしか書けていない点にもフラストレーションがたまります。

昔の新宿鮫はおもしろかったのにな〜。
小難しく考えていない、スカッとおもしろいハードボイルドを望みます。


面白くなかった       おすすめ度
いまいち盛り上がりに欠け、人物の動きが見えてしまうのが残念。
主人公は、作者が得意の良くある雰囲気を持ち合わせているのでその点でも少し飽きる。
大沢作品をあまり読んだことのない人には入門としていいかもしれないが
大沢作品をたくさん読んだ人には、読後感がとても物足りなく感じると思う。
狼花ともども、イマイチで残念。