パレスチナから来た少女 (光文社文庫)
作者 大石 直紀
価格 680 円
出版社名 光文社
出版年月 2001/03
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    第2回 日本ミステリー文学大賞新人賞   受賞
パレスチナ難民キャンプで家族を虐殺された沙也は、日本人に救われ日本で育った。一方、同じように肉親を殺され復讐に燃える女テロリストのマリカは、指令を受け、日本へ。折しも、日本で中東をめぐる重大な会議が開かれようとしていた。そして、二人に、非情な謀略と運命が!人は永遠に血を流し続けなければならないのか?

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■読者の評価     おすすめ度平均

第2回日本ミステリ文学大賞新人賞受賞作       おすすめ度
1982年ベイルートで記憶を失った一人の難民の少女がいた、
彼女は日本人ジャーナリストに助けられその養女として日本で
暮らす事に、その子が平和な暮らしの中で高校生になった頃…
イスラエル兵に家族を惨殺され私怨の女テロリストとなった
マリカはイスラエルの要人を次々と殺していた。

そして組織に目的を教えられないまま日本に派遣されるマリカ、
公安は、マリカの入国に気づき、捜査を始める、その捜査線上
に浮かぶ、日本人ジャーナリスト、ジャーナリストを監視して
いたのは、公安だけではなかった。ジャーナリストを監視する
組織とは?マリカの背後の組織とは?極秘の任務とは?

一気に読みました、とても悲しい話でもありますがエンターテ
イメントとしておすすめです。



パレスチナ問題を下地にした傑作小説       おすすめ度
息詰まる展開と、立て続けに起こる事件のやりきれない悲しみに押し付けられるように、一気に読み終えました。 パレスチナ問題という、まさに現在進行形のテーマをもとに「リアルな虚構」を構築して見せた作者の手腕には脱帽です。

心を揺さぶるラストシーンを経て、読者は日々報じられる中東のニュースの中に、登場人物たちの息吹すら感じ取るようになるでしょう。 すばらしい作品でした。おすすめです。