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■読者の評価
おすすめ度平均
唯一無二の存在の思考のからくり おすすめ度
ナボコフの文学観に近い。芸術至上主義。作品から読むことの快楽以外の教訓を引き出すことは小説の読み方を知らない音痴のやることと切り捨てる。無論その考えが正しいと言うわけでも間違っていると言うわけでもあるまい。
作家は誰でも自分が唯一の教祖であり唯一の信徒である。
佐藤亜紀のファンは必携だが、そうでない方には一教祖の御託宣である。
作家は誰でも自分が唯一の教祖であり唯一の信徒である。
佐藤亜紀のファンは必携だが、そうでない方には一教祖の御託宣である。
佐藤亜紀が書こうとしているモノ おすすめ度
本書は著者が1999年から2005年にかけ
早稲田大学で行った講義の覚書をまとめたものだという。
実際にフィクションなどを書こうとする学生を
その対象にされたものであるからだろう、
記述は平易ではないが、それ故の知的刺激に満ちている。
彼女の小説の読み手であるならば
「物語ではなく記述の運動」であるとか
「ディエーゲーシス/ミメーシス」といった
独特の言い回しで表現しようとしているモノを
彼女が如何に意識しながら書いているかが判るだろう。
早稲田大学で行った講義の覚書をまとめたものだという。
実際にフィクションなどを書こうとする学生を
その対象にされたものであるからだろう、
記述は平易ではないが、それ故の知的刺激に満ちている。
彼女の小説の読み手であるならば
「物語ではなく記述の運動」であるとか
「ディエーゲーシス/ミメーシス」といった
独特の言い回しで表現しようとしているモノを
彼女が如何に意識しながら書いているかが判るだろう。
むしろ「佐藤亜紀」という作家のことがよくわかる おすすめ度
もちろん、小説の読み方について、新たな見方を提供してくれるという意味で、充分価値がありますが、端々に著者である佐藤亜紀の好み(=視点)が垣間見えるので、ファンの方はこれを読んだ後に著者の作品を一通り読み返しながら分析してみるのも一興。

