TVJ
作者 五十嵐 貴久
価格 1,890 円
出版社名 文藝春秋
出版年月 2005/01/15
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    第18回 サントリーミステリー大賞   受賞
29歳の平凡なOL由紀子。彼女はある日突然事件に巻き込まれる。頼る者もないたったひとりの状況で、ありったけの勇気をふりしぼってテロリストに立ち向かう。「そんなばかな!」と思いながらも、その面白さに目が離せない。ひとつひとつ自分ができることを確実にこなして、彼女は進む。「平凡なOLだってやるときにはやるわよ!」彼女の声が聞こえてきそうだ。読後もスカッとさわやか。文句なく楽しめる作品。

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■読者の評価     おすすめ度平均

リアリティ? 気にしない(笑)       おすすめ度
コンピュータ管理されたツインタワー。そこにあるテレビ局が武装した男たちに占拠された。犯人グループと警察の駆け引きが続く中、ひょんなことから拘束から逃れることが出来たOL、由紀子は、人質にされた婚約者を救うため、一人奔走する。
なかなか面白かった。
銃火器とかにも無知で、しかも、腕立て臥せだってできない、というひ弱な女性である由紀子が、屈強な戦闘のプロ達を翻弄していく様はよくよく考えれば無茶苦茶だ。ご都合主義と思える部分も多々ある。でも、気にしない(笑) それを気が気にならないだけの勢いがある。テンポの良さだとかで十分にそれはカバーできている。
個人的に好きなのは、由紀子の活躍よりも、犯人グループの狙いであるとか、はたまた、犯人グループのリーダー・少佐と警察の交渉人・大島とのやりとりの方。本庁との板ばさみになりながらも犯人と渡り合う大島と、壮大な要求の下に隠された犯人の真の目的。この辺りがとても面白かった。
リアリティという意味じゃ、色々とツッコミどころはあるのかも知れないが、こういう作品も十分にありだと思う。私は、こういう作品、好きだ。


痛快!!       おすすめ度
29歳の平凡なOL由紀子。彼女はある日突然事件に巻き込まれる。テレビ局ビルの外では、人々が大騒ぎ。頼る者もないたったひとりの状況で、ありったけの勇気をふりしぼってテロリストに立ち向かう。「そんなばかな!」と思いながらも、その面白さに目が離せない。ひとつひとつ自分ができることを確実にこなして、彼女は進む。「平凡なOLだってやるときにはやるわよ!」彼女の声が聞こえてきそうだ。読後もスカッとさわやか。文句なく楽しめる作品。


女性版「ダイハード」を書いてみました本       おすすめ度
「ダイハード」をレベルダウンした亜流。盛り上がりもなく、オチもなく、ストーリーに面白みが全くない。このような小説を書く意味を理解できない。「ダイハード」シリーズの次作のシナリオライターになりたかっただけかも・・・。


「24」好きにおすすめ?!       おすすめ度
どんでん返しで読ませる著者が今度はテレビ局の乗っ取りをテーマに書いている。主人公の由紀子はダイハードのブルース・ウィルスのようだけれども、今でいうならジャック・バウアー。しかも女版。
随所に笑いがあるけれども、刻々と迫る期限と、展開の妙は、著者特有のもの。いたって肩の凝らないエンターテイメント。こういうのもたまにはいい。