今池電波聖ゴミマリア
作者 町井 登志夫
価格 1,995 円
出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2001/11
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    第2回 小松左京賞   受賞
西暦2025年。日本中部の200万都市の一角・今池。暴力と無秩序が支配する世界で、17歳の森本聖畝は、国による陰謀を暗示する情報が入った1枚のディスクを手に入れ…。

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■読者の評価     おすすめ度平均

絶望しながらも生きていこうとする若者の物語       おすすめ度
2025年、国庫は破綻し、日本社会は崩壊の兆しが。老人ばかりになり、道端には、捨てられた老人の遺体がころがる。
ゴミだらけの街、殺しあう高校生・・。そんなくらい世界で、それぞれ絶望的を抱きながら生きていこうとする高校生達を描きます。
そんな若者が国家がからむ陰謀に巻き込まれ・・。
その陰謀の正体は、そして、若者たちの運命は?

生きていこうとする高校生たちの姿がいじらしく、また結果が気になって、最後まで一気に読みました。そう遠くない未来の社会、経済、政治など、実現してもおかしくないような出来です。賞をとっただけあり、読み応え、面白さ十分です。



「触発され…」はあくまで執筆動機なのでは…と。       おすすめ度
『建国すらされなかった幸福の国に、エクソダスれなかった人々』に降りかかる全人類的災厄が、Vシネマや未公開香港映画(→低予算・短時間仕上げゆえか、リアルな撮影感&ふっきれた緊迫感が魅力)的スピードにて表現されていると思います。ただし、一気呵成読みは厳禁。食欲減退が危惧されます。


なんとも       おすすめ度
吉川良太郎氏の世界観と似ている気がする。装丁に惹かれたが、内容はイマイチ。氏は「バトル・ロワイアル」に触発されたらしいが、少しパンチが足りなさ過ぎた。次回作に期待したい。