金春屋ゴメス
作者 西條 奈加
価格 1,470 円
出版社名 新潮社
出版年月 2005/11
Amazonの詳細ページへ
    第17回 日本ファンタジーノベル大賞   受賞
300倍の難関を潜り抜け、日本から江戸国へ入国を果たした大学生の辰次郎。身請け先は極悪非道、大盗賊も思わずビビる「金春ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守だった…。

  この著者の他の作品を検索する

著者名をクリックすると、この著者の他の作品を検索することが出来ます。

書名か表紙写真をクリックすると、 Amazon.co.jp の詳細ページに移動できます。

商品を購入する際は、移動先の Amazon.co.jp の購入ページにて、商品価格・在庫の有無や納期をよくご確認のうえ、お手続き下さい。



■読者の評価     おすすめ度平均

設定は卓越したものがありますが・・・       おすすめ度
このネタなら、もっと面白くなったのでは?
鬼赤痢?でしたっけ。この病気の原因を探るっていうのは、謎として弱いのでは?
そこまでしか読めなかったので、ラストがわからないのですが、どうなんでしょ?
見当違いな書評だったらごめんなさい。


見所があるお話です       おすすめ度
★ゴメスシリーズ第1弾です。
★物語の設定が、面白いです。日本から鎖国状態の江戸に300倍の難関を潜り抜けて入国する大学生の辰二郎、そして元外資系金融勤務で時代劇オタクの松吉、海外旅行マニアの奈美。そして、辰二郎の身請け先が誰もがビビル長崎奉行『金春屋ゴスメ』なのだ。*江戸についての知識も読みながら増えてなかなかそういう面でも楽しめます。★ただ、あまりにもたくさんの方が登場して来るのでちょっとゴチャゴチャしちゃう感じもあります。★病を流行らす事で利を得ようとする人々、そして鎖国体制のために手に入れられない知識を得たいという方。いろんな想いが詰まっています。★害を出さず利だけを得るということは…、やはり無理なのでしょうか?


最善の選択肢を探して       おすすめ度
歴史小説とミステリの両方をいっぺんに楽しめる贅沢な本だ。
突飛で斬新、意表をつく設定のおかげで、現代の常識や感覚を活かした医療ミステリとしても成り立っている。最先端医療の研究に対する問題提起、研究者の姿勢への批判にもなるミステリだ。
江戸の生活は不思議な魅力を持っている。懐かしいけれども新鮮で、少し厳しくて温かい。理想の生活、理想の人生って、どんなのだろう?
小気味の良い江戸言葉で啖呵を切りたくなった。


こんな設定アリ?!!       おすすめ度
近未来の日本には江戸があった!国際的には認められていないものの、独立国家を宣言し鎖国を敷く専制君主国家「江戸」。文明の利器を持ち込むことは許されず、合成製品、薬品、一通りの娯楽グッズ一切ダメ。竹芝埠頭から帆かけ舟で江戸に入国する。

著者のデビュー作で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しているところから見てもいわゆる時代小説とはちょっと違う。現代の中の江戸だけあって、昔の日本では考えられないことだって起きるのだ。一体江戸をどこまで作り上げたのだろうか。江戸の地図を自分の頭に映しながら読み、私の想像している江戸と同じなんだろうかと考えた。

この設定はアリなのか?誰かが何かを破らないと先へ進めないとするならば、こんな破天荒な設定もひとつの道なのかなと思う。


続編希望       おすすめ度
なんとなくよくある歴史ファンタジーを想像していたので、
日本の中で鎖国し、国家として江戸が独立しているという
ありそうでなかった設定は新鮮でした。
途中で飽きさせず、時にはミステリー調になりながら話は進みます。
ただタイトルにもなっているゴメスですが、登場シーンのインパクト
のわりに、全体における印象が多少薄いのが気になりました。

しかしまだはっきりと明かされていない謎もあり、
続編が出そうな気配もします。楽しみ!