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■読者の評価
おすすめ度平均
共感し難い おすすめ度
格闘技ゲームが好きな人なら試合(合せ)のシーンは楽しめると思えるのだが、上段、下段攻撃など挌闘ゲームに知悉していない人にはなんとも退屈な描写だろう。かく言う私も挌闘ゲームの愛好者だったので、これを文学へ昇華させるのはそれなりの工夫が必要と思っていたが、作者は挌闘ゲームへの愛情をストレートにぶつけてしまっているため、必ずしもその想いが読み手に伝わっていないのが残念。いにしえの日本に似せた異世界の描写に古来の事物の用語を使って雰囲気を醸し出させようとしているのだが、難しいばかりで知っても別にこれといって感動もない。『三度笠』って言葉があったので辞書で調べてみたけど、ふーん、程度の感想しか持ちえませんでした。
読み手を限定するような小説の書き方に疑問符が並びました。
読み手を限定するような小説の書き方に疑問符が並びました。
大変ユニークな作風、設定 おすすめ度
江戸?を舞台にした、対戦ゲーム感覚のおどろおどろしい時代ファンタジー。
設定もユニークだが、都内の地名がいろいろ出てきて楽しい。
次回作にも期待が持てる。
※キーワード
厭太郎、汚木、岳稜警、仏、力士、四面鬼、犬千代、犬丸、都警
設定もユニークだが、都内の地名がいろいろ出てきて楽しい。
次回作にも期待が持てる。
※キーワード
厭太郎、汚木、岳稜警、仏、力士、四面鬼、犬千代、犬丸、都警
死骸が戦うおぞましい異世界 おすすめ度
感嘆するほかない思い切った異世界の物語である.主人公は子供のうちに母を殺され自らは去勢された厭太郎という青年.死骸が化して成る汚木を彫って仏と呼ばれるテレパシーロボットが作られ,この仏を操って相手と戦う合せなる競技が行われる.厭太郎が職務上殺してしまった仏造りの親分の娘 犬千代 が公の合せでの決闘による復讐を申し出て許可されるが,犬千代は合せの名手で厭太郎はこのままでは殺されるほかない状況に追い詰められる.そこで合せの鍛錬に入るのだが,この辺になると死臭にも慣れてきてまあ読めるようになる.よく考えられたファンタジーではあるが,雰囲気が余りにも不吉で始めは吐き気との戦いを余儀なくされる.とにかく楽しさの成分の皆無の異世界物語であるし,作者が若いせいかひどい当て字が乱用されるので慣れるまでは読み易くない.減点の所以である.

