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■読者の評価
おすすめ度平均
だらだら。 おすすめ度
小説のなかで、私にとってはどうでもいいことでだらだらぐるぐると考えをめぐらす主人公の熊太郎。自分だったらこうはしないのに!とか、熊太郎の馬鹿!とか思えるのは、それだけ熊太郎が小説の域をこえて、私にとって本当の人間として動き出した証拠のようにも思えます。ほか登場人物に関しても、怒りが込み上げすぎて、しばらく読みたくなくなっちゃったことも、この小説のすごいところなんだろうと思います。
最後のシーンは、もうやりばのない気持ちで、涙がだらだらと流れました。本当に良い小説。人間はたったひとりでも絶望出来ると思ったら、どうしようもなくなりました。
最後のシーンは、もうやりばのない気持ちで、涙がだらだらと流れました。本当に良い小説。人間はたったひとりでも絶望出来ると思ったら、どうしようもなくなりました。
弥五郎に救われる一冊 おすすめ度
自分の中では10年に一度の傑作だと思った。
熊太郎が自分のようで、そして身近な誰かのようで、とにかく読むのが苦しかった。(文体は逆に楽しく、苦しみながらもふき出してしまう場面多。そこが妙でまた特別な印象を残しました。)
ところが弥五郎の登場が快挙で、彼の強さが小気味よく、全てがォく進んでも弥五郎がいるなら大丈夫、というちょっとした保険のような安心感で、物語も(悲惨ながらも)面白くなったと思う。なぜなら読者は彼が最後の討ち入りまでついてきてくれる事だけは知っているのだから。
大量殺人に一緒についてきてくれる同士がいる、というのはある意味ですごい。そんな友達を持っていた熊太郎は幸せだったと思う。
問題の討ち入りはまるで最後には忠臣蔵のようで、語弊はあるかもしれないけれど、「いよいよその時か」というような、いさぎよさ、すがすがしさ、静、というものを感じました。
これだけの長さがあったからこそ、そういう雰囲気が出せたのでは、と思います。
蛇足ですが、酒屋を襲うシーン、最後の討ち入りのシーンの躍動感、疎外感を獅子舞の被り物から見た世界とリンクさせる場面、葛城ドール、葛城モヘアというネーミングのセンス、。衝撃的でした。
熊太郎が自分のようで、そして身近な誰かのようで、とにかく読むのが苦しかった。(文体は逆に楽しく、苦しみながらもふき出してしまう場面多。そこが妙でまた特別な印象を残しました。)
ところが弥五郎の登場が快挙で、彼の強さが小気味よく、全てがォく進んでも弥五郎がいるなら大丈夫、というちょっとした保険のような安心感で、物語も(悲惨ながらも)面白くなったと思う。なぜなら読者は彼が最後の討ち入りまでついてきてくれる事だけは知っているのだから。
大量殺人に一緒についてきてくれる同士がいる、というのはある意味ですごい。そんな友達を持っていた熊太郎は幸せだったと思う。
問題の討ち入りはまるで最後には忠臣蔵のようで、語弊はあるかもしれないけれど、「いよいよその時か」というような、いさぎよさ、すがすがしさ、静、というものを感じました。
これだけの長さがあったからこそ、そういう雰囲気が出せたのでは、と思います。
蛇足ですが、酒屋を襲うシーン、最後の討ち入りのシーンの躍動感、疎外感を獅子舞の被り物から見た世界とリンクさせる場面、葛城ドール、葛城モヘアというネーミングのセンス、。衝撃的でした。
この人に長編は合わない。 おすすめ度
文章だけ見れば面白いです。しかしなんの偉い賞とったか知りませんが
この人は短編が本領の人だと考えます。
町田さんは若いころ落語やらに通いつめたおかげで特異な文体を身に着けた作家で
エッセイなどには無類の強さを持っています。
しかしこの人の思考回路は思ったことをそのまま書き散らしていくものらしく
じっくりとものを考えたりはしないようです。
その向きが今回の作品にあらわれたようで、この長編、退屈です。
「このつぎはどうなるんだろう」というワクワクを欠如しています。
作品の主題はとても明白なのですがこの主題だけを下手なテクノ音楽みたいに
延々とループされ、ああもういいよ、どうせ熊次郎がヘタレなんだろ、と投げ出したくなります。
この人はひとつのテーマで700P埋めるべき作家ではない、とひしひし感じます。
この人は短編が本領の人だと考えます。
町田さんは若いころ落語やらに通いつめたおかげで特異な文体を身に着けた作家で
エッセイなどには無類の強さを持っています。
しかしこの人の思考回路は思ったことをそのまま書き散らしていくものらしく
じっくりとものを考えたりはしないようです。
その向きが今回の作品にあらわれたようで、この長編、退屈です。
「このつぎはどうなるんだろう」というワクワクを欠如しています。
作品の主題はとても明白なのですがこの主題だけを下手なテクノ音楽みたいに
延々とループされ、ああもういいよ、どうせ熊次郎がヘタレなんだろ、と投げ出したくなります。
この人はひとつのテーマで700P埋めるべき作家ではない、とひしひし感じます。
内面と外面の乖離 おすすめ度
頭の中に沸いてくる様々な角度からの思考・意見のなかで、どれが本心から言っている
ことなのかわからないと迷う人は主人公の熊太郎に深く共感できるはず。
ただし、バッドエンド。
「すんませんでした。全部嘘でした」
ことなのかわからないと迷う人は主人公の熊太郎に深く共感できるはず。
ただし、バッドエンド。
「すんませんでした。全部嘘でした」
小説は音楽だ おすすめ度
夏に大阪で河内音頭を踊ったヒトなら、この物語があたまに渦をまいているかもしれない。
河内音頭と作品はコラボレーションしている
踊っているとこんないみも不明な情景がリズムに乗って浮かんでくるのだわ♪
未体験の方は一度、河内音頭で昇華してから、告白を読むとよくわかるとおもうよ オススメ☆
河内音頭と作品はコラボレーションしている
踊っているとこんないみも不明な情景がリズムに乗って浮かんでくるのだわ♪
未体験の方は一度、河内音頭で昇華してから、告白を読むとよくわかるとおもうよ オススメ☆

