|
|
|||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
■読者の評価
おすすめ度平均
自転車レースを素材にした友情感動物語。 おすすめ度
自転車レースを舞台にした友情、感動物語です。昭和初期に時代設定されてますが、特に何ら問題なく読み進められます。
自転車が素材ですが、自転車や自転車レースの知識は不要です。逆に、ツール・ド・xxx(フランス、北海道、etc)のような自転車レースに詳しくないかたにも、自転車レースの仕方(醍醐味)など、ほんのちょっとですが伝わるかと思います。(本当に理解するには実際にレースに出場しなければ解るものではないのは言うまでもないことですから…)
現実社会でも汚職やら癒着など、昔も今も存在するわけですが、そういう構造を許容している日本社会、すべてが官僚や権力組織に管理監督されている社会、米国化されてしまった日本について、改めて考え直すこともできるかもしれません。
自転車が素材ですが、自転車や自転車レースの知識は不要です。逆に、ツール・ド・xxx(フランス、北海道、etc)のような自転車レースに詳しくないかたにも、自転車レースの仕方(醍醐味)など、ほんのちょっとですが伝わるかと思います。(本当に理解するには実際にレースに出場しなければ解るものではないのは言うまでもないことですから…)
現実社会でも汚職やら癒着など、昔も今も存在するわけですが、そういう構造を許容している日本社会、すべてが官僚や権力組織に管理監督されている社会、米国化されてしまった日本について、改めて考え直すこともできるかもしれません。
サイクルロードレースをテーマにした本格的な冒険小説 おすすめ度
戦前の日本を舞台に開かれた本州縦断自転車ロードレース。その白熱の行方を描いた作品である。’04年、「このミステリーがすごい!」国内編第5位に堂々ランクインしている。
戦争の足音が忍び寄る昭和9年、ある男がとんでもないレースを計画し実行に移した。山口県下関から青森県の三厩(みんまや)まで、本州を自転車で縦断するという<大日本サイクルレース>である。しかもレース用ではなく、泥よけや荷台がついた重たい商業用自転車を使用するというのだ。しかし人気は上々、海外からの参加も含めて、決して安くない参加費を工面して、高額賞金目当てに、大人数が参加する。それを取材する側もフランス人などがいて国際的だ。
山師的な主催者の狙いや、レースの裏にちらつく軍部の影、アマチュア化に逆行する大会に反対し、妨害を画策するブルジョア競技団体の動き、さらに、謎めいた参加者たちの真意など、さまざまな思惑がレースの背後で複雑に絡み合い、ただでさえ過酷なレースはより厳しいものになっていく・・・。
はじめは個人参加だった響木は、越前屋、望月、小松という、一癖も二癖もありそうな者たちに声をかけ、寄せ集めのにわかチームを結成してレースに挑むのだが、彼らの運命は・・・。
本書は、昭和不況の後遺症にあえぎ、戦争の泥沼にはまり込んでゆく時代を活写しながら、同時に自転車レースの魅力をたっぷりと描いた、冒険小説の傑作である。
戦争の足音が忍び寄る昭和9年、ある男がとんでもないレースを計画し実行に移した。山口県下関から青森県の三厩(みんまや)まで、本州を自転車で縦断するという<大日本サイクルレース>である。しかもレース用ではなく、泥よけや荷台がついた重たい商業用自転車を使用するというのだ。しかし人気は上々、海外からの参加も含めて、決して安くない参加費を工面して、高額賞金目当てに、大人数が参加する。それを取材する側もフランス人などがいて国際的だ。
山師的な主催者の狙いや、レースの裏にちらつく軍部の影、アマチュア化に逆行する大会に反対し、妨害を画策するブルジョア競技団体の動き、さらに、謎めいた参加者たちの真意など、さまざまな思惑がレースの背後で複雑に絡み合い、ただでさえ過酷なレースはより厳しいものになっていく・・・。
はじめは個人参加だった響木は、越前屋、望月、小松という、一癖も二癖もありそうな者たちに声をかけ、寄せ集めのにわかチームを結成してレースに挑むのだが、彼らの運命は・・・。
本書は、昭和不況の後遺症にあえぎ、戦争の泥沼にはまり込んでゆく時代を活写しながら、同時に自転車レースの魅力をたっぷりと描いた、冒険小説の傑作である。
オーソドックスな傑作 おすすめ度
昭和9年、まさに戦争の忍び寄る年に開催された大日本サイクルレースをめぐり渦巻く人々の思惑。そして抜きつ抜かれつのレースの展開の面白さが見事にマッチ。極めてオーソドックスな作りですが、安心して読める冒険ミステリーでしょう。まさか自転車レースがこうも面白いものだとは、正直、目から鱗の思いです。
登場人物のキャラクター描写がまた巧い。それぞれの性格が確立されていて、感情移入しやすいのも読みやすいポイント。主要投登場人物は最後まで活躍するので、お気に入りの人物を応援するような読み方も面白いと思います。
これを読んだ後はきっとツール・ド・フランスが見たくなると思います。
登場人物のキャラクター描写がまた巧い。それぞれの性格が確立されていて、感情移入しやすいのも読みやすいポイント。主要投登場人物は最後まで活躍するので、お気に入りの人物を応援するような読み方も面白いと思います。
これを読んだ後はきっとツール・ド・フランスが見たくなると思います。
ノスタルジック自転車冒険小説 おすすめ度
2005年版「このミステリーがすごい」第5位にランキングされた作品。
実用自転車での本州縦断という、現代のハイテクマシンでも過酷であろう賞金レースを
舞台に、急造された主人公チームが快進撃を続ける。しかし、周囲にきな臭いが漂い始め、、、
というミステリー仕立ての冒険小説です。
レースの駆け引きやテクニック、戦術など素人にもわかりやすく説明されていて、臨場感
たっぷり。自転車レースの過酷さと醍醐味を満喫できます。主人公“響木”を中心とした
人間ドラマも読み応えがありました。
一体何のためにゴールを目指すのか、金のため?復讐のため?国のため?
各々の思惑を秘めた過酷なレースの末に、辿り着くゴールに待ち受ける感動的なフィニッ
シュ。。。ここで終わりにして「終章」は無いほうが良かったんですけど。賛否両論かな?
実用自転車での本州縦断という、現代のハイテクマシンでも過酷であろう賞金レースを
舞台に、急造された主人公チームが快進撃を続ける。しかし、周囲にきな臭いが漂い始め、、、
というミステリー仕立ての冒険小説です。
レースの駆け引きやテクニック、戦術など素人にもわかりやすく説明されていて、臨場感
たっぷり。自転車レースの過酷さと醍醐味を満喫できます。主人公“響木”を中心とした
人間ドラマも読み応えがありました。
一体何のためにゴールを目指すのか、金のため?復讐のため?国のため?
各々の思惑を秘めた過酷なレースの末に、辿り着くゴールに待ち受ける感動的なフィニッ
シュ。。。ここで終わりにして「終章」は無いほうが良かったんですけど。賛否両論かな?
なかなかどうして楽しめる一冊であった おすすめ度
内容を簡単に言ってしまうと、「戦前に行われた自転車レースの話」。
これだけ読むと、マニアックな内容で、どこがミステリー?という感じであるが、なかなかどうして楽しめる一冊であった。
昭和9年、自転車競技がアマチュア化に向かう中、あえて本州縦断の賞金レースが企画される。競技の出場者、主催者、取材する新聞記者、そして「兵器」としての自転車の性能を見極めようとする軍部、さまざまな背景、思惑をもつ登場人物達が過酷なレースに挑む。実際、登場人物達それぞれの真の目的がつかめないままレースが続き、ミステリー仕立てで物語が進行する。果たしてレースは成功するのか?そして誰が「銀輪の覇者」となるのか?
これだけ読むと、マニアックな内容で、どこがミステリー?という感じであるが、なかなかどうして楽しめる一冊であった。
昭和9年、自転車競技がアマチュア化に向かう中、あえて本州縦断の賞金レースが企画される。競技の出場者、主催者、取材する新聞記者、そして「兵器」としての自転車の性能を見極めようとする軍部、さまざまな背景、思惑をもつ登場人物達が過酷なレースに挑む。実際、登場人物達それぞれの真の目的がつかめないままレースが続き、ミステリー仕立てで物語が進行する。果たしてレースは成功するのか?そして誰が「銀輪の覇者」となるのか?

