独白するユニバーサル横メルカトル
作者 平山 夢明
価格 1,680 円
出版社名 光文社
出版年月 2006/08/22
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凝視せよ。ここにあるのは宝石だ。生理的嫌悪と、終わることのない暴力の果てに、名状しがたい感動が待っている、異形の物語たち。日本推理作家協会賞を受賞した表題作を含め8編を収録した短編集。

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■読者の評価     おすすめ度平均

平山夢明恐るべし。でも「このミス」1位でいいのか?       おすすめ度
表題作「独白するユニバーサル横メルカトル」は確かに秀作だし、ただならぬ狂気の作品集だとは思います。ホラー好きにはお薦めします。

ただ、「このミス」1位でいいのでしょうかね?


読者を選ぶ作品       おすすめ度
例えば映画にはいろいろな種類があるが、映画は好きだがどうしてもホラーは生理的に受け付けないという人が少なからずいると思う。この作品は、正にこの種の作品であり、このようなジャンルが好きな方々にはすばらしい作品かもしれないが、私のような軟弱な読者には不向きな作品であった。最初の数編と標題作を読むのが精一杯で、とにかく残虐なシーンが多く、あまり気分のよい読書体験とはならなかった。
2007このミス1位ということで、この作品を読むことを考える人がいるかもしれないが、読者を選ぶ、一筋縄では行かない作品なので、購入前には熟考が必要である。


不条理怪奇・不道徳短編集       おすすめ度
 この独特の表紙が、うまく作品の雰囲気を表現しています。「このミス1位」は、かえって読者を戸惑わせます。乙一の短編に通じるような独自の不条理世界が8つ描かれています。
 まず「ニコチンと少年」が、この短編集が倫理を根底から否定した世界であることを宣言しています。不条理小説というのは、デタラメではないのです。現世の条理が全く通じず、何か別の法則に基づいているらしいのだが、その法則が何か見当がつかない、という世界なのです。「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」で、拷問されている者が、攻守を逆転させて夢に侵食していくセリフに、わけもなくゾッとしました。
 「卵男」は映画『羊たちの沈黙』を下敷きに、「すさまじき熱帯」は『地獄の黙示録』を下敷きにしたように感じられながら、やがてねじれていき、全然違う着地点を見せてくれます。


無駄な時間でした。。。       おすすめ度
グロい話は嫌いじゃありませんが・・・
ほんとつまんない短編ばかり^^;
お好きな方には申し訳ありませんが。。。
生理的に嫌いなんじゃなくて、面白くなかったので。。。


そんなに……       おすすめ度
まず第一印象が決まる、開いて最初の話。
……それで? というのが私の正直な感想です。
特に何も起こらず、平行線だなあと思ってたら終了した、という感じでした。
読んだあとに何か感じるものもなく、味気ない気がします。
また、そのネタで話を完結しちゃう? とも思いました。
もう少し、普通の人間的なことからオチへ持っていけたら……。

気を取り直して二話目を読みましたが、
これまた血やら何やらとグロいワードが並んでいました。
の割りにどこかやはり平行線……
途中で各話の書き出しなんかを読んでみたのですが、
とりあえずそいういうワードが出ないと始まんないのか? と首を傾げてしまいました。

期待してずっと前から読もうと思っていたからかもしれませんが、
私は期待はずれに終わってしまいました。