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■読者の評価
おすすめ度平均
約束が反故に おすすめ度
最近の宮部みゆき氏の作品に不満だったが、この作品には一応満足しました。読んでいて面白かった。
ただし、土井崎が茜を殺害したという前提でストーリーが続くので、これはどんでん返しがあるぞと期待してしまった。結局それはなかった。なんだか宮部氏に約束を反故にされたという気持ちが強い。ラストで読者を驚かせるような大きな展開があれば、ワンランク上の評価になったと思う。
ただし、土井崎が茜を殺害したという前提でストーリーが続くので、これはどんでん返しがあるぞと期待してしまった。結局それはなかった。なんだか宮部氏に約束を反故にされたという気持ちが強い。ラストで読者を驚かせるような大きな展開があれば、ワンランク上の評価になったと思う。
加害者の家族・・・ おすすめ度
今回とは話は全く別なので大丈夫なのですが、『模倣犯』を読んでからずいぶん経つので、どんな話だったか忘れてしまっていました…。読みながら思い出しましたが、まるで模倣犯の世界の一般の人々みたいだなって苦笑いしてしまいました。
事件を予見していたかのような不思議なスケッチを残して亡くなった少年。彼のお母さんから、少年が一体何を見ていたのか依頼された前畑は、スケッチに残された絵の事件を調べるうちに、事件の背景に何があったのか突き止めていくことになる。
芋蔓式に増えていく謎にページをめくる手が止まりませんでしが、何となく読み終わった後、ずしんとくるものがありました。責任はあるとはいえ、家族はどう対処すればよかったんでしょうか…。
事件を予見していたかのような不思議なスケッチを残して亡くなった少年。彼のお母さんから、少年が一体何を見ていたのか依頼された前畑は、スケッチに残された絵の事件を調べるうちに、事件の背景に何があったのか突き止めていくことになる。
芋蔓式に増えていく謎にページをめくる手が止まりませんでしが、何となく読み終わった後、ずしんとくるものがありました。責任はあるとはいえ、家族はどう対処すればよかったんでしょうか…。
アタシは怖かった。 おすすめ度
『模倣犯』後のお話。
なんか、怖くって怖くって。『楽園』の意味はね。深いっ。
Lastまでいって。わかる。よね。
「オムライスのおばさん」よかったです。
最近の宮部作品の中ではすごくいいんじゃないかと思っております。
なんか、懐かしい感が湧くくらい。どす。
もう一度模倣犯かしら?
ものすごく、怖かったんだけど。ね!
なんか、怖くって怖くって。『楽園』の意味はね。深いっ。
Lastまでいって。わかる。よね。
「オムライスのおばさん」よかったです。
最近の宮部作品の中ではすごくいいんじゃないかと思っております。
なんか、懐かしい感が湧くくらい。どす。
もう一度模倣犯かしら?
ものすごく、怖かったんだけど。ね!
正直模倣犯より好き おすすめ度
●ちょっと肉厚な本ですがまあファンなら大丈夫だと思います。●模倣犯は首班の人物造詣がちょっと非現実的なのとあと少年の描写というか性根がどうしても好きになれずかなり読むのに骨が折れました。メソメソしすぎというか。●本作ではいろいろな人物の煩悶を描いてはいるのですが冗長さも理解不能な点もありませんでしたので苦になりませんでした。●最初は好人物として登場し後にちょっと嫌な感じを与える美術教師、あれをいたぶったあたりから主人公がだんだんペースを回復してくるのが面白かったです。●宮部さんこそが最もサイコパスについてえぐり続けている作家だと思います。なんというのでしょうか他の人の作品でもサイコパスは出てきますがすでにもうそうなっている状態として扱っている、そうなるまでの経過も描きたがりませんね。多分難しいからだと思いますが。あと生活感が無い。模倣犯のピース的な人物として扱われてます。宮部さんの作品は飯食って愚痴言って私たちの周りで息遣いをしている溶け込んでいるリアルさ怖さがあります。サイコパスの問題はこれから是非彼女に描き続けていただきたいテーマです。●まあ奴は死んで当然だと思います。できればもっとむごたらしくくたばればよかったのに。サイコパスだけど知恵が無いのは前作よりもの救いでしたね。
一歩一歩、問題意識を深めている おすすめ度
『模倣犯』におけるような、犯罪者が生み出される
ことと、現代の日本がバブル経済とその崩壊を経てもなお
豊かさを享受し、生まれながらにして豊かである世代が
どんどん多数派になっていくことは、関連があるだろう。
そして、これらの犯罪者に不条理にも襲われ、被害を
受けるのは、豊かさの中にいる人であるよりは、
地道に、地に足の着いた「普通」の生活を営んでいる人々だ。
生み出された犯罪者を「怪物」と表現するが、
宮部氏は、この「怪物」の内面を一作ごとに明確に捉えつつある。
「怪物」の内面を理解するキーワードとして「怒り」という言葉を
選んだ宮部氏は、小説家のスゴサ・可能性を示したと思う。
「怪物」と普通の人々との対決を描いたのが『模倣犯』であった
とすれば、『楽園』は、生まれてしまった「怪物」とどう付き合って
いくのか?というテーマに進んだのではないかと思います。
「怪物」が自分の息子や娘だったら・・・どうしますか?
『模倣犯』を、さらに掘り下げた作品が『楽園』であるとは
思いますが、この本を『模倣犯』の続編として宣伝した
出版社は、ちょっとやりすぎではなかったでしょうか?
ことと、現代の日本がバブル経済とその崩壊を経てもなお
豊かさを享受し、生まれながらにして豊かである世代が
どんどん多数派になっていくことは、関連があるだろう。
そして、これらの犯罪者に不条理にも襲われ、被害を
受けるのは、豊かさの中にいる人であるよりは、
地道に、地に足の着いた「普通」の生活を営んでいる人々だ。
生み出された犯罪者を「怪物」と表現するが、
宮部氏は、この「怪物」の内面を一作ごとに明確に捉えつつある。
「怪物」の内面を理解するキーワードとして「怒り」という言葉を
選んだ宮部氏は、小説家のスゴサ・可能性を示したと思う。
「怪物」と普通の人々との対決を描いたのが『模倣犯』であった
とすれば、『楽園』は、生まれてしまった「怪物」とどう付き合って
いくのか?というテーマに進んだのではないかと思います。
「怪物」が自分の息子や娘だったら・・・どうしますか?
『模倣犯』を、さらに掘り下げた作品が『楽園』であるとは
思いますが、この本を『模倣犯』の続編として宣伝した
出版社は、ちょっとやりすぎではなかったでしょうか?

