第92回
(1984年下半期)
        
木崎 さと子(著)   文芸春秋 (1985/02 発行)
【定価】 1,223円
乳癌にかかりながら、一切の医療をこばんで、叔母は逝った。その死を受容する姿を見つめるうち、姪の心にあった叔母へのわだかまりが消えてゆく。そして、精神の浄化をおぼえる彼女におとずれたものは。1本の青桐が繁る北陸の旧家での、滅びてゆく肉体と蘇る心の交叉を描く魂のドラマ。

第91回
(1984年上半期)
        
該当作品なし

第90回
(1983年下半期)
        
高樹 のぶ子(著)   新潮社 (1984/01 発行)
【定価】 924円
大学教授を父親に持つ引っ込み思案の優等生・相馬涼子。アル中の母親をかかえ、早熟で、すでに女の倦怠感すら漂わせる不良少女・松尾勝美。17歳の2人の女子高生の出会いと別れを通して、初めて人生の「闇」に触れた少女の揺れ動く心を清冽に描く芥川賞受賞作。

第90回
(1983年下半期)
        
笠原 淳(著)   福武書店 (1984/01 発行)
【定価】 1,155円

第89回
(1983年上半期)
        
該当作品なし

第88回
(1982年下半期)
        
唐 十郎(著)   河出書房新社 (1983/01 発行)
【定価】 1,029円
「私の事件を映画化なさるそうですが、主演させてください」―ある日、サンテ刑務所から1通の手紙が舞い込んだ。犯行者との息を呑むような文通のあと、面会を求めて渡ったパリで、数々の奇怪な出来事と遭遇する。虚実の境をわたり、幻想のあやなしにあらがいながら、劇的想像力が照らし出す極限の「愛」―カニバリスム。1981年6月、パリで起った人肉事件の謎に迫る衝撃の話題作。

第88回
(1982年下半期)
        
加藤 幸子(著)   新潮社 (1983/01 発行)
【定価】 998円
終戦前後、少女期を北京で過ごした佐智が見たことは、少女の心をひとまわり大きくした―戦争で母親を亡くした悲しみを背負いこむ中国人の少年と佐智との無垢な心の交流を描いた芥川賞受賞。

第87回
(1982年上半期)
        
該当作品なし

第86回
(1981年下半期)
        
該当作品なし

第85回
(1981年上半期)
        
吉行 理恵(著)   新潮社 (1986/03 発行)
【定価】 294円
死んでしまった猫〈雲〉を愛惜する夢想的で自閉的な中年女性〈私〉、「猫の殺人」という童話を書く年老いた女流詩人G、そして優しくも威厳に満ちた猫たち―。悪意に満ちた外界に傷つけられる繊細な存在の交感を詩的散文に結晶させた、優雅で奇妙な連作小説集。表題作で芥川賞を受賞。

全 186 件中  71 〜 80 件目を表示中

<<先頭へ <前へ  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  次へ> 最後へ>>