|
第38回 (1986年) |
|
津島 佑子(著)
講談社 (1989/09 発行)
【定価】 918円 |
|
9歳の男の子を突然喪った「私」の深い悲しみと祈り――王朝文学の傑作『夜の寝覚』の作者へ宛てての手紙。千年の時空を超え、しかも交響する“物語”と“物語”。現代小説の新しい可能性を常に切り拓く、津島佑子の読売文学賞受賞の代表的作品。
|
||
|
第37回 (1985年) |
|
田久保 英夫(著)
講談社 (1988/09 発行)
【定価】 609円 |
|
妻子と別居中の男は宗子という女と暮している。女は海に憑かれた元海軍少尉の父親から精神的に独立できないでいる。男・女・父親―各々の微妙で危うい関係は、7篇の短篇に鮮やかに抽出され、時間の経過とともに揺れ、やがて一つの長篇に固着する。画期的連環小説の手法で家族の崩壊、愛の変容、人生の内面を浮彫りにする。
|
||
|
第37回 (1985年) |
|
高橋 たか子(著)
講談社 (2004/07 発行)
【定価】 1,365円 |
|
自分を掴もうとして空転を重ねる美央子。そんな美央子を姉のように見詰める、超然とした初子。美央子と同じアパートに住み、常に彼女にまつわりつく、虚言癖を持つますみ。3人の女性の緊迫した心理の劇は、美央子の松男への強引な思い入れを契機に、破局へと突き進む。昭和50年代後半の京都の町家を舞台に、周密な言葉運びと夢の持つ暗示力で、人間の内面の混濁の諸相を描破した、読売文学賞受賞作。
|
||
|
第36回 (1984年) |
|
吉村 昭(著)
大活字 (2005/10 発行)
【定価】 3,192円 |
|
昭和11年青森刑務所脱獄。昭和17年秋田刑務所脱獄。昭和19年網走刑務所脱獄。昭和23年札幌刑務所脱獄。犯罪史上未曽有の4度の脱獄を実行した無期刑囚佐久間清太郎。その緻密な計画と大胆な行動力、超人的ともいえる手口を、戦中・戦後の混乱した時代背景に重ねて入念に追跡し、獄房で厳重な監視を受ける彼と、彼を閉じこめた男たちの息詰る闘いを描破した力編。
|
||
|
第35回 (1983年) |
|
該当作なし
|
|
第34回 (1982年) |
|
大江 健三郎(著)
新潮社 (1986/02 発行)
【定価】 500円 |
|
荒涼たる世界と人間の魂に、水滴をそそぐ「雨の木」。優雅で荘厳な現代の黙示録。
|
||
|
第34回 (1982年) |
|
大江 健三郎(著)
講談社 (2005/09/30 発行)
【定価】 2,100円 |
|
第33回 (1981年) |
|
司馬 遼太郎(著)
中央公論社 (1995/02 発行)
【定価】 580円 |
|
歴史を変革する人物を描きつづけた著者が初めて身近な、正岡子規の詩心と情趣を受け継いだひとびとの豊饒にして清々しい人生を深い共感と愛惜をこめて刻む。司馬文学の核心をなす画期的長篇。
|
||
|
第33回 (1981年) |
|
井上 ひさし(著)
新潮社 (1985/09 発行)
【定価】 700円 |
|
ある日突然、東北の一山村が日本から独立する、という筋のユーモア小説である。作者はこの小説を通じて「国家」というものを支える諸制度や権力関係について、日頃このような問題を考える機会に乏しい読者に触れて欲しいと思ったのだろう。そして、作品を読む限りその狙いは見事に成功しているし、ヘタな評論を読むよりもよほど勉強になる。
|
||
|
第32回 (1980年) |
|
該当作なし
|
全 77 件中 31 〜 40 件目を表示中
| <<先頭へ | <前へ | 1 2 3 4 5 6 7 8 | 次へ> | 最後へ>> |