読売文学賞(よみうりぶんがくしょう)は1949年に第二次世界大戦後の文芸復興の一助として読売新聞社が制定した、文学賞である。
小説、戯曲(第46回より戯曲・シナリオ部門)、評論・伝記、詩歌俳句、研究・翻訳、随筆・紀行(第19回より)の6部門に分類し過去一年間に発表された作品を対象とし、以降年一回発表されている。
受賞は選考委員の合議によって決定される。 受賞者には正賞として硯、副賞として200万円(2004年現在)が授与される。
第63回
(2012年)
        
該当作なし

第62回
(2011年)
         ナニカアル
桐野 夏生(著)   新潮社 (2010/02/26 発行)
【定価】 1,785円
昭和十七年、南方へ命懸けの渡航、束の間の逢瀬、張りつく嫌疑、そして修羅の夜。波瀾の運命に逆らい、書くことに、愛することに必死で生きた一人の女を描き出す感動巨編の誕生。女は本当に罪深い。戦争に翻弄された作家・林芙美子の秘められた愛を、桐野夏生が渾身の筆で灸り出し、描き尽くした衝撃の長篇小説。

第61回
(2010年)
         太陽を曳く馬
高村 薫(著)   新潮社 (2009/07 発行)
【定価】 1,890円
福澤彰之の息子・秋道は画家になり、赤い色面一つに行き着いて人を殺した。一方、一人の僧侶が謎の死を遂げ、合田雄一郎は21世紀の理由なき生死の淵に立つ。―人はなぜ描き、なぜ殺すのか。9.11の夜、合田雄一郎の彷徨が始まる。

第60回
(2009年)
         かもめの日
黒川 創(著)   新潮社 (2008/03 発行)
【定価】 1,680円
半世紀前、地球のはるか上空から、女性宇宙飛行士テレシコワは「わたしはかもめ」と叫んだ。幾人もの人生とチェーホフのエピソードを織り成しながら、私たちの世界のなりたちを描きだす並外れた傑作長篇。

第59回
(2008年)
         犬身
松浦 理英子(著)   朝日新聞社 (2007/10/05 発行)
【定価】 2,100円
あの人の犬になりたい。そして、人間では辿り着くことのできない、心の深みに飛び込んで行きたい。「自分は犬である」と夢想してきた房恵が、思いをよせる女性の飼い犬となるため、謎のバーテンダーと魂の契約を交わす。ところが、飼い主の家族たちは決定的に崩壊していた。オスの仔犬となった「フサ」は、彼女を守ることができるのか? 『親指Pの修業時代』から14年。今、新たに切り開かれる魂とセクシュアリティ。

第58回
(2007年)
        
該当作なし

第57回
(2006年)
         焼身
宮内 勝典(著)   集英社 (2005/07 発行)
【定価】 2,100円
サイゴン街頭での焼身自殺。その謎を追う。 ベトナム戦争のさなか、一枚の写真が全世界に配信された。サイゴン街頭で炎に包まれた僧侶の姿。9.11に対する無力感のなかで「私」はベトナム行きを決意する。あの僧侶の真の姿を求めて。

第57回
(2005年)
         河岸忘日抄
堀江 敏幸(著)   新潮社 (2005/02/26 発行)
【定価】 1,575円
セーヌと思しき河に浮かぶ船を仮寓とする「彼」。陽あたりのいいリビング。本とレコードが几帳面に並ぶ樫の木の棚。訪ねる者はといえば、郵便を届けにきて珈琲をのんでゆく配達夫くらいだ。謎めいた大家を時に見舞いながら、ブッツァーティ、チェーホフ、ツェランなどを再読し、ショスタコーヴィチほか古いLPに耳を澄ます日々。ためらいつづけることの意味をさぐる最新長篇。

第56回
(2004年)
         半島
松浦 寿輝(著)   文藝春秋 (2004/07/06 発行)
【定価】 2,300円
どちらが実体でどちらが影なのか、そんなことは、誰にもわかりゃあしない…。「裏切りの桃源郷」に漂着した中年男が一人。自由も再生もすべては幻か。耽美と迷宮的悦楽に満ちた長篇小説。

第55回
(2003年)
         博士の愛した数式
小川 洋子(著)   新潮社 (2003/08/28 発行)
【定価】 1,575円
記憶が80分しか持続しない天才数学者は、通いの家政婦の「私」と阪神タイガースファンの10歳の息子に、世界が驚きと喜びに満ちていることをたった1つの数式で示した…。頻出する高度な数学的事実の引用が、情緒あふれる物語のトーンを静かに引き締め整える。著者最高傑作の呼び声高い1冊。

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