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第19回 (1966年) |
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井伏 鱒二(著)
筑摩書房 (1998/12 発行)
【定価】 6,510円 |
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一瞬の閃光とともに焦土と化したヒロシマ。不安な日々をおくる閑間重松とその家族…彼らの被爆日記をもとに描かれた悲劇の実相。原爆をとらえ得た世界最初の文学的名作。
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第18回 (1965年) |
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永井 龍男(著)
講談社 (1991/03 発行)
【定価】 1,103円 |
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野間文芸賞、芸術院賞両賞受賞の短篇集『一個その他』から、世評高い作品集『カレンダーの余白』『青梅雨その他』『雀の卵その他』、そして川端賞受賞の『秋その他』に至る短篇の名手・永井龍男。その晩年の短篇集の中から、「一個」「蜜柑」「杉林そのほか」「冬の日」「青梅雨」「雀の卵」そして名品中の名品「秋」など14篇の短篇の冴えを集成。
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第17回 (1964年) |
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高見 順(著)
日本図書センター (2004/03 発行)
【定価】 2,625円 |
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つめたい煉瓦の上に/蔦がのびる/夜の底に/時間が重くつもり/死者の爪がのびる(「死者の爪」)死と対峙し、死を凝視し、怖れ、反撥し、闘い、絶望の只中で叫ぶ、不屈強靱な作家魂。醜く美しく混沌として、生を結晶させ一瞬に昇華させる。“最後の文士”と謳われた高見順が、食道癌の手術前後病床で記した絶唱63篇。
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第17回 (1964年) |
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咲庵
中山 義秀(著)
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第16回 (1963年) |
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広津 和郎(著)
講談社 (1998/03 発行)
【定価】 1,029円 |
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明治大正昭和の文学的追想、殊に大正から昭和の時代風俗、文壇の裏面史をぎっしりと埋め込み、芥川龍之介をはじめ同時代の作家の風貌をいきいきと捉えた自伝的文壇回想録。正篇を上下二巻に編集、上巻には大正四年終生の友人・宇野浩二との親交を深めた三保松原の旅行、父柳浪が病気療養のため東京から知多半島師崎に転ずる前後までを収録。
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第15回 (1962年) |
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尾崎 一雄(著)
講談社 (1992/04 発行)
【定価】 999円 |
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父祖の地小田原下曽我で、病を克服し、自然と交流する日々。野間文芸賞受賞の名作「まぼろしの記」をはじめとする、尾崎一雄最晩年の代表的中短篇、「春の色」「退職の願い」「朝の焚火」「虫も樹も」「花ぐもり」「梅雨あけ」、さらに、「楠ノ木の箱」計8篇を収録。危うい"生"と理不尽な"死"を、透徹した静寂さの上に浮彫りにした深い感動を呼ぶ名篇。
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第13回 (1960年) |
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大原 富枝(著)
講談社 (2005/04 発行)
【定価】 1,680円 |
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苛酷な人生を強要された女性が、誇りひとつを胸に自律的に生きた姿を、いい文章で綴っている。わずか4歳の時、父の罪なき罪で40年間幽閉された女が、兄から四書五経を学びつつ、自分のアイデンティティーをどう守って生きたか。竹矢来の内側に40年いて、初めて世の中というものに出て行き「川」を見たときの感銘が美しい文章で表現されていた。閉塞状況の中で、谷秦山という学者に、運命的な恋心を抱く。最後までプライドを捨てることなく、66歳の生涯を歩んだ婉という女から、現代人はいろいろなことが学べると思う。
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第13回 (1960年) |
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安岡 章太郎(著)
新潮社 (1965/04 発行)
【定価】 500円 |
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精神病院に入院中の母親の最期を看取る「海辺の光景」はものすごくよくできた小説だと思いました。ただ、ものすごくよくできている、という印象がそのまま、ものすごく感動したということにはならないわけですが。意識のない母親に、声をかけてあげなさいと病院の人に言われて上手く話し掛けることができなかった主人公が、何かを言ってあげたい気持ちになったときにはもう手遅れになってしまっているという場面はリアリティがあると思いました。
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第12回 (1959年) |
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室生 犀星(著)
講談社 (1992/10 発行)
【定価】 959円 |
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原点『蜻蛉日記』の中に僅か数十行しか記述はされていない町の小路の女〈冴野〉は、学問も名もない下賤の女ながら己れのすべてを男に与えて消え失せた、妖しい女であった。室生犀星は『日記』の書き手紫苑の上以上にこの女を愛し、犀星自身の消息を知らぬ生母ハルの身の上に重ねて物語り、限りない女性思慕の小説とした。川端康成をして、当時、“言語表現の妖魔”と迄言わしめた野間文芸賞受賞の名篇。
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