谷崎潤一郎賞(たにざきじゅんいちろうしょう、谷崎賞)は、1956年に中央公論社が設けた中央公論新人賞を同社80周年を期に発展的解消し、新たに1965年病没した作家谷崎潤一郎にちなむ文学賞。以降年一回発表されている。
中央公論新人賞は1975年に復活し、20年間続いた。
受賞は選考委員の合議によって決定される。
受賞者には正賞として時計、副賞として100万円(2004年現在)が授与される。
第48回
(2012年)
         さよならクリストファー・ロビン
高橋 源一郎(著)   新潮社 (2012/04/27 発行)
【定価】 1,470円
最後に残ったのは、きみとぼくだけだった──死なないものたちの物語。著者最高傑作!!お話の中には、いつも、ぼくのいる場所がある──いつも考えている幼い少年と、なにかを書く仕事をしているパパ。「お子さま携帯」が時々「けいほう」を鳴らす日々。ぼくは何でもパパに聞き、パパは一緒に考える。物語をめぐり、あらゆる場所を訪れ、新しい物語の誕生に立ち会う。「虚無」と戦うものたちの物語。

第47回
(2011年)
         半島へ
稲葉 真弓(著)   講談社 (2011/05/27 発行)
【定価】 1,680円
東京を離れ、志摩半島を望む町で暮らし始めた中年女性。孤独な暮らしのなか、彼女がそこで見つめたものは? 川端賞受賞作「海松」を超えた、究極の「半島物語」

第46回
(2010年)
         ピストルズ
阿部 和重(著)   講談社 (2010/03/24 発行)
【定価】 1,995円
「若木山の裏手には、魔術師の一家が暮らしている―」。田舎町の書店主・石川は、とあるキッカケから町の外れに住む魔術師一家と噂される人々と接触する。その名は菖蒲家。謎に包まれた一族の秘密を探るべく、石川は菖蒲四姉妹の次女・あおばにインタビューを敢行するのだが…。そこで語られ始めたのは、一族の間で千年以上も継承された秘術にまつわる、目眩めく壮大な歴史だった。史実の闇に葬り去られた神の町の盛衰とともに明かされていく一子相伝「アヤメメソッド」の正体と、一族の忌まわしき宿命。そして秘術の継承者である末娘・みずきが引き起こしてしまった取り返しのつかない過ちとは一体―?やがて物語は二〇〇五年の夏に起こった血の日曜日事件の隠された真相を暴きだしてゆく…。読むものをあらゆる未知へと誘う、分類不能の傑作巨篇。

第45回
(2009年)
        
該当作なし

第44回
(2008年)
         東京島
桐野 夏生(著)   新潮社 (2008/05 発行)
【定価】 1,470円
あたしは必ず、脱出してみせる――。ノンストップ最新長篇! 32 人が流れ着いた太平洋の涯の島に、女は清子ひとりだけ。いつまで待っても、無人島に助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。果たして、ここは地獄か、楽園か? いつか脱出できるのか――。欲を剥き出しに生に縋りつく人間たちの極限状態を容赦なく描き、読む者の手を止めさせない傑作長篇誕生!

第43回
(2007年)
         爆心
青来 有一(著)   文藝春秋 (2006/11 発行)
【定価】 1,850円
私がだれでありどこからきたのか、六十年以上の時が流れて私にはもう調べるすべもない。わかっているのは私は昭和二十年八月九日十一時二分の白い光の中から現れたことだけである。私の戸籍上の誕生日はその日になっている(「鳥」)。被爆地で生きる人々の原体験と、その後の日常を描く作品集。

第42回
(2006年)
         ミーナの行進
小川 洋子(著)   中央公論新社 (2006/04/22 発行)
【定価】 1,680円
美しくて、か弱くて、本を愛したミーナ。あなたとの思い出は、損なわれることがない…。懐かしい時代に育まれた、ふたりの少女と、家族の物語。読売新聞連載の小説を単行本化。小川洋子の最新長篇。

第41回
(2005年)
         風味絶佳
山田 詠美(著)   文藝春秋 (2005/05/15 発行)
【定価】 1,290円
「甘くとろけるもんは女の子だけじゃないんだから」。孫にグランマと呼ぶことを強要する祖母・不二子は真っ赤なカマロの助手席にはボーイフレンドを、バッグには森永ミルクキャラメルを携え、70歳の今も現役ぶりを発揮する――。  鳶職の男を隅から隅まで慈しみ、彼のためなら何でもする女、「料理は性欲以上に愛の証」とばかりに、清掃作業員の彼に食べさせる料理に心血を注ぐ元主婦など、お互いにしかわからない本能の愛の形を描いた珠玉の6篇を収録。

第41回
(2005年)
         告白
町田 康(著)   中央公論新社 (2005/03/25 発行)
【定価】 1,995円
人はなぜ人を殺すのか――河内音頭のスタンダードナンバーで実際に起きた大量殺人事件<河内十人斬り>をモチーフに、永遠のテーマに迫る渾身の長編小説。殺人者の声なき声を聴け!

第40回
(2004年)
         雪沼とその周辺
堀江 敏幸(著)   新潮社 (2003/11 発行)
【定価】 1,470円
山あいの静かな町・雪沼で、ボウリング場、フランス料理屋、レコード店などを営む人々の日常や、その人生の語られずにきた甘苦を綿密な筆づかいで描く連作短編集。

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