文藝賞(ぶんげいしょう)は、河出書房新社が設立した文学賞。以降年一回発表されている。
受賞は選考委員の合議によって決定され、受賞者には正賞として記念品、副賞として50万円(2005年現在)が授与される。
受賞作は同社が発刊している文学雑誌『文藝』に掲載されるほか、単行本としても刊行される。
河出書房新社は同賞を小説ジャンルにおける「新人の登竜門」と位置づけて未発表の小説原稿を募集している。
第49回
(2012年)
        
谷川 直子(著)   河出書房新社 (2012/11/09 発行)
【定価】 1,260円
「ミナミ、あんた暇でしょ。おこづかいあげるからさ、やってよ。ね」――離婚をきっかけにウツ病になり10年近く引きこもっていた、フリーライターのミナミ(49歳)。ある日、母から頼まれたミナミは、内緒で女の家へ通う、素行の怪しい父(76歳/元教師)を尾行することに。そこで出会ったのは、「おしかくさま」という"お金の神様"を信じる4人の女たち(藤木野アリス73歳を筆頭に、70歳前後の本田キョウコ、50代後半から60代のスージー奥村と馬場ゆりあ)だった。「おしかくさまオフィシャルサイト」で知り合ったという訳ありの女たちの話を聞くうちに、ミナミはネット上の奇妙な神様の正体が気になり始め、久々に行動を開始する......現代日本の「お金」信仰に迫る、ストーリーテリングあふれる快作。

第47回
(2011年)
        
該当作なし

第46回
(2009年)
         ボーダー&レス
藤代 泉(著)   河出書房新社 (2009/11/07 発行)
【定価】 1,260円
この世界はどこにだって、見えない溝がある。僕ら二人の間にも……新入社員の僕が出会った独特な魅力の在日コリアンのソンウ。二人の友情を通して“世界の今”を描く第46回文藝賞受賞作。

第46回
(2009年)
         犬はいつも足元にいて
大森兄弟(著)   河出書房新社 (2009/11/07 発行)
【定価】 1,260円
茂みの奥の広場――そこで犬が穴を掘ると、得体のしれない肉が、必ず出てくるのだ……中学生の僕が見た、「肉」の正体とは? 兄+弟による驚くべき完全共作! 第46回文藝賞受賞作。

第45回
(2008年)
         おひるのたびにさようなら
安戸 悠太(著)   河出書房新社 (2008/11/18 発行)
【定価】 1,155円
昼休み、会社の外階段で行われる三人だけの遊び。真司の任務は近くの病院へ行き、無音のTVの昼ドラを観ては、先輩女子社員にストーリーを想像して報告すること。視覚と聴覚のずれに揺れる世界をせつなく描く、企みに満ちた傑作!

第45回
(2008年)
         けちゃっぷ
喜多 ふあり(著)   河出書房新社 (2008/11/18 発行)
【定価】 1,155円
引きこもり女子HIROは全く口をきかないが、人と話す時は携帯から、言いたいことをブログにアップして爆裂トーク。血でもない、ケチャップでもない、「血のり=けちゃっぷ」のようなバーチャルな現代に迫る、驚愕すべき才能の誕生。

第44回
(2007年)
         肝心の子供
磯崎 憲一郎(著)   河出書房新社 (2007/11/16 発行)
【定価】 1,050円
ブッダ、束縛という名の息子ラーフラ、孫のティッサ・メッテイヤ。人間ブッダから始まる3世代を描く、あらゆる意味で壮大な物語。選考委員が絶賛した新しい才能による、第44回文藝賞受賞作。

第44回
(2007年)
         青色讃歌
丹下 健太(著)   河出書房新社 (2007/11/16 発行)
【定価】 1,050円
同棲する彼女の収入で暮らす28歳の男・高橋。彼の猫探しと仕事探しの日々はいつ終わるのか。著者の天性のユーモアと感受性が発揮された、明け方の青い光に彷徨う青春小説。第44回文藝賞受賞作。

第43回
(2006年)
         ヘンリエッタ
中山 咲(著)   河出書房新社 (2006/11/17 発行)
【定価】 1,050円
「最高の場所を見つけました」。“ヘンリエッタ”のメッセージに守られながら暮らす、みーさんとあきえさんと私の女3人、ちょっと奇妙な共同生活…。高校生が描く静かな癒しの物語。第43回文藝賞受賞作。

第43回
(2006年)
         公園
荻世 いをら(著)   河出書房新社 (2006/11/17 発行)
【定価】 1,050円
ぼくはにやりと笑う。できるだけ不気味に-。公園→下田→ニューヨーク、そしてグラウンドゼロ。世界の縮図・公園からはじまる、大学生のぼくと友人のオノサの終わりなき移動。文学的野心と冒険に満ちた問題作。

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