第121回
(1999年上半期)
         柔らかな頬
桐野 夏生(著)   講談社 (1999/04 発行)
【定価】 1,890円
私は子供を捨ててもいいと思ったことがある。 5歳の娘が失踪した。夫も愛人も私を救えない。 絶望すら求める地獄をどう生き抜くか。 「現代の神隠し」と言われた謎の別荘地幼児失踪事件。 姦通。 誰にも言えない罪が初めにあった。娘の失踪は母親への罰なのか。4年後、ガン宣告を受けた元刑事が再捜査を申し出る。

第121回
(1999年上半期)
         王妃の離婚
佐藤 賢一(著)   集英社 (1999/02 発行)
【定価】 1,995円
1498年フランス。時の王ルイ12世が王妃ジャンヌに対して起こした離婚訴訟は、王の思惑通りに進むかと思われた。が、零落した中年弁護士フランソワは裁判のあまりの不正に憤り、ついに窮地の王妃の弁護に立ち上がる。かつてパリ大学法学部にその人ありと謳われた青春を取り戻すために。正義と誇りと、そして愛のために。手に汗握る中世版法廷サスペンス。

第120回
(1998年下半期)
         理由
宮部 みゆき(著)   新潮社 (2004/06/29 発行)
【定価】 900円
東京都荒川区の超高層マンションで起きた凄惨な殺人事件。殺されたのは「誰」で「誰」が殺人者だったのか。そもそも事件はなぜ起こったのか。事件の前には何があり、後には何が残ったのか。ノンフィクションの手法を使って心の闇を抉る宮部みゆきの最高傑作がついに文庫化。

第119回
(1998年上半期)
         赤目四十八瀧心中未遂
車谷 長吉(著)   文藝春秋 (1998/01 発行)
【定価】 1,700円
「私」はアパートの一室でモツを串に刺し続けた。向いの部屋に住む女の背中一面には、迦陵頻伽の刺青があった。ある日、女は私の部屋の戸を開けた。「うちを連れて逃げてッ」―。圧倒的な小説作りの巧みさと見事な文章で、底辺に住む人々の情念を描き切る。直木賞受賞で文壇を騒然とさせた話題作。

第118回
(1997年下半期)
        
該当作品なし

第117回
(1997年上半期)
         鉄道員(ぽっぽや)
浅田 次郎(著)   集英社 (1997/04 発行)
【定価】 1,575円
娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた―。心を揺さぶる“やさしい奇蹟”の物語…表題作はじめ、「ラブ・レター」「角筈にて」など8編収録。

第117回
(1997年上半期)
         女たちのジハード
篠田 節子(著)   集英社 (1997/01 発行)
【定価】 2,090円
中堅保険会社に勤める5人のOL。条件のよい結婚に策略を巡らす美人のリサ。家事能力ゼロで結婚に失敗する紀子。有能なOLでありながら会社を辞めざるをえなくなったみどり。自分の城を持つことに邁進するいきおくれの康子。そして得意の英語で自立をめざす紗織。男性優位社会の中で、踏まれても虐げられても逞しく人生を切り開いていこうとする女たち。

第116回
(1996年下半期)
        
山妣

坂東 眞砂子(著)      
 

第115回
(1996年上半期)
         凍える牙
乃南 アサ(著)   新潮社 (1996/04 発行)
【定価】 1,890円
深夜のファミリーレストランで突如、男の身体が炎上した!遺体には獣の咬傷が残されており、警視庁機動捜査隊の音道貴子は相棒の中年デカ・滝沢と捜査にあたる。やがて、同じ獣による咬殺事件が続発。この異常な事件を引き起こしている怨念は何なのか?野獣との対決の時が次第に近づいていた―。女性刑事の孤独な闘いが読者の圧倒的共感を集めた直木賞受賞の超ベストセラー。

第114回
(1995年下半期)
         テロリストのパラソル
藤原 伊織(著)   講談社 (1998/07 発行)
【定価】 650円
アル中バーテンダーの島村は、過去を隠し二十年以上もひっそり暮らしてきたが、新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急転する。ヤクザの浅井、爆発で死んだ昔の恋人の娘・塔子らが次々と店を訪れた。知らぬ間に巻き込まれ犯人を捜すことになった男が見た真実とは…。史上初の第41回江戸川乱歩賞・第114回直木賞受賞作。

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