第94回
(1985年下半期)
        
林 真理子(著)   文藝春秋 (1988/11 発行)
【定価】 460円
OLから造花クリエーターに転進した美登里は、旅行先の札幌で7年前に別れた男と再会する。空港へ向うタクシーの中、男は昔のように美登里を誘惑してくるが…。大人の情事を冷めた目で捉えた表題作に、古都を舞台に齢下の男との甘美な恋愛を描いた「京都まで」の直木賞受賞2作品他を収録する充実の短篇集。

第94回
(1985年下半期)
        
森田 誠吾(著)   新潮社 (1988/07 発行)
【定価】 378円
だれもがかしと呼ぶ隅田河口のまちに、ひとつの秘密を抱いた青年が住みついた。そこに住む人にとって、「どこの誰」より「どんな誰か」が大切なまち。そんなまちの心優しい人々とともに彼は暮らし、〈秘密〉から解放される日の来るのを待っていた。心ならずも魚河岸の町に身をひそめた青年と、まちの人々との人間模様を感情こまやかに描き出した長編小説。

第93回
(1985年上半期)
        
山口 洋子(著)   文芸春秋 (1985/03 発行)
【定価】 1,029円
演歌に情熱を燃やすレコード会社のディレクターの夢と挫折を、女性作詞家の眼で描く表題作、旦那が来るのをひたすら待ち続ける老芸妓の心情を淡々と描く「老梅」の直木賞受賞作。

第92回
(1984年下半期)
        
該当作品なし

第91回
(1984年上半期)
        
難波 利三(著)   実業之日本社 (1984/04 発行)
【定価】 1,260円
大阪は通天閣の下、しがない芸人の集り住む一郭があった。時代の波にとり残され、二度と陽の目を見ることのあろうとも思われなかった82歳と55歳の漫才コンビに、一度だけ華やかなテレビのスポットが当てられる。身を寄せあって生きていく善意の人々の哀歓をしみじみと描いた第91回直木賞受賞作。

第91回
(1984年上半期)
         恋文
連城 三紀彦(著)   新潮社 (1987/08 発行)
【定価】 420円
マニキュアで窓ガラスに描いた花吹雪を残し、夜明けに下駄音を響かせアイツは部屋を出ていった。結婚10年目にして夫に家出された歳上でしっかり者の妻の戸惑い。しかしそれを機会に、彼女には初めて心を許せる女友達が出来たが…。表題作をはじめ、都会に暮す男女の人生の機微を様々な風景のなかに描く『紅き唇』『十三年目の子守歌』『ピエロ』『私の叔父さん』の5編。直木賞受賞。

第90回
(1983年下半期)
        
神吉 拓郎(著)   文芸春秋 (1983/01 発行)
【定価】 1,260円
「都会生活の哀愁を、巧みに切りとってみせた」と高く評価された第90回直木賞受賞の短篇集である。この世の中、どこの誰にも一枚めくれば、あやしげな私生活があるものだ。人それぞれにおなじ悩みも濃くまた淡く…いささか暗い人生の哀歓と心理の機微を、洗練の筆でさりげなくしかし奥深く捉えた名人芸。

第89回
(1983年上半期)
        
胡桃沢 耕史(著)   文芸春秋 (1983/01 発行)
【定価】 1,260円
軍律の崩壊した集団に君臨する大ボス、小ボス。襲いくる飢餓、寒冷、暴力に耐えてひたすら帰国を待ち侘びる日々の支えは、小説と映画と流行歌への熱い思いだった。

第88回
(1982年下半期)
        
該当作品なし

第87回
(1982年上半期)
        
村松 友視(著)   角川書店 (1982/08 発行)
【定価】 1,029円

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