直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)は、直木三十五の業績を記念した、大衆文学の新人に与えられる文学賞。
通称は直木賞。現在は、特に新人かどうかには拘っていない。
文藝春秋社の菊池寛が1935年(昭和10年)に芥川賞とともに創設し、以降年二回発表される。
受賞は選考委員の合議によって決定される。受賞作は『オール讀物』に掲載される。
第6回から、財団法人日本文学振興会により運営されている。第17回(1943年上半期)の該当作品は山本周五郎の『日本婦道記』であったが、山本が辞退したため受賞者なしとなった。
第二次大戦中の1945年から一時中断したが1949年に復活した。
第150回
(2013年下半期)
         昭和の犬
姫野 カオルコ(著)   幻冬舎 (2013/09/12 発行)
【定価】 1,728円
ひとりの女性の45年余の歳月から拾い上げた写真のように、昭和から平成へ日々が移ろう。 ちょっとうれしいこと、すごくかなしいこと、小さなできごとのそばにそっといる犬と猫。 『リアル・シンデレラ』以来となる、姫野カオルコ待望の長編小説!

第150回
(2013年下半期)
         恋歌
朝井 まかて(著)   講談社 (2013/08/22 発行)
【定価】 1,728円
樋口一葉の歌の師匠として知られ、明治の世に歌塾「萩の舎」を主宰していた中島歌子は、幕末には天狗党の林忠左衛門に嫁いで水戸にあった。尊皇攘夷の急先鋒だった天狗党がやがて暴走し、弾圧される中で、歌子は夫と引き離され、自らも投獄され、過酷な運命に翻弄されることになる。「萩の舎」主宰者として後に一世を風靡し多くの浮き名を流した歌子は何を思い胸に秘めていたのか。幕末の女の一生を巧緻な筆で甦らせる。

第148回
(2012年下半期)
         何者
朝井 リョウ(著)   新潮社 (2012/11/30 発行)
【定価】 1,575円
「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。

第148回
(2012年下半期)
         等伯
安部 龍太郎(著)   日本経済新聞出版社 (2012/09/15 発行)
【定価】 1,680円
都に出て天下一の絵師になる――武家から養家に出された能登の絵仏師・長谷川信春の強い想いが、戦国の世にあって次々と悲劇を呼ぶ。身近な者の死、戦乱の殺戮……それでも真実を見るのが絵師。その焦熱の道はどこへ。

第147回
(2012年上半期)
         鍵のない夢を見る
辻村 深月(著)   文藝春秋 (2012/05/16 発行)
【定価】 1,470円
望むことは、罪ですか? 彼氏が欲しい、結婚したい、ママになりたい、普通に幸せになりたい。そんな願いが転落を呼び込む。ささやかな夢を叶える鍵を求めて5人の女は岐路に立たされる。待望の最新短篇集。

第146回
(2011年下半期)
         蜩ノ記
葉室麟(著)   祥伝社 (2011/10/26 発行)
【定価】 1,680円
豊後・羽根藩の奥祐筆・檀野庄三郎は、城内で刃傷沙汰に及んだ末、からくも切腹を免れ、家老により向山村に幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室と不義密通を犯した廉で、家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。庄三郎には編纂補助と監視、七年前の事件の真相探求の命が課される。だが、向山村に入った庄三郎は秋谷の清廉さに触れ、その無実を信じるようになり…。命を区切られた男の気高く凄絶な覚悟を穏やかな山間の風景の中に謳い上げる、感涙の時代小説。

第145回
(2011年上半期)
         下町ロケット
池井戸 潤(著)   小学館 (2010/11/24 発行)
【定価】 1,785円
「オレたちの作ったエンジンでロケットを飛ばそう」…。倒産の危機に瀕していた佃製作所が、町工場の技術と意地とプライドをかけて、国家的プロジェクトを任せられた帝国重工に挑む。

第144回
(2010年下半期)
         月と蟹
道尾 秀介(著)   文藝春秋 (2010/09/14 発行)
【定価】 1,470円
「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」「叶えてくれると思うで。何でも」やり場のない心を抱えた子供たちが始めた、ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。やがてねじれた祈りは大人たちに、そして少年たち自身に、不穏なハサミを振り上げる―やさしくも哀しい祈りが胸を衝く、俊英の最新長篇小説。

第144回
(2010年下半期)
         漂砂のうたう
木内 昇(著)   集英社 (2010/09/24 発行)
【定価】 1,785円
明治10年。根津遊廓に生きた人々を描く長編 ご一新から十年。御家人の次男坊だった定九郎は、出自を隠し根津遊郭で働いている。花魁、遣手、男衆たち・・・変わりゆく時代に翻弄されながら、谷底で生きる男と女を描く長編小説。

第143回
(2010年上半期)
         小さいおうち
中島 京子(著)   文藝春秋 (2010/05 発行)
【定価】 1,660円
女中奉公の記憶を綴るタキの胸に去来する、昭和の家庭風景と奥様の面影、切ない秘密。そして物語は意外な形で現代につながり…。昭和モダンの記憶を綴るノートに隠された密やかな恋愛事件。懐かしく苦い記憶の物語。

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