|
第32回 (1998年) |
|
皆川 博子(著)
早川書房 (1997/10 発行)
【定価】 2,100円 |
|
第二次大戦下のドイツ。私生児をみごもりナチの施設「レーベンスボルン」の産院に身をおくマルガレーテは、不老不死を研究し芸術を偏愛する医師クラウスの求婚を承諾した。が、激化する戦火のなか、次第に狂気をおびていくクラウスの言動に怯えながら、やがて、この世の地獄を見ることに…。双頭の去勢歌手、古城に眠る名画、人体実験など、さまざまな題材が織りなす美と悪と愛の黙示録。
|
||
|
第32回 (1998年) |
|
林 真理子(著)
講談社 (2001/01 発行)
【定価】 540円 |
|
男と女、心理と生理のなまめかしい絡み合い。
倉田涼子、34歳。キスに対して少女よりもおぼこな人妻は、不倫という甘い蜜を手に入れた。キスだけの淡い恋に酔いしれ、その先の関係におそれおののくが……「爪を塗る女」。何かを隠して生きている妻、夫、娘、愛人たち、人間の密やかな喜びと切なさを描く連作小説集。
|
||
|
第31回 (1997年) |
|
野坂 昭如(著)
講談社 (1996/06 発行)
【定価】 2,345円 |
|
溢れる野坂文学の醍醐味。女と酒、舌先三寸、身勝手、臆病…同心円上の誰彼につながるオノレのうちを凝視する連作長篇。
|
||
|
第30回 (1996年) |
|
高橋 治(著)
講談社 (1995/12 発行)
【定価】 2,038円 |
|
機(はた)に浮かぶ模様が、忘れがたい男の優しさを、忘れてしまいたい男の面影を、織り出していく。沖縄の伝統織物に生涯をかける2人の女――汀子(ていこ)は亡き夫へ捧げる[首里織]を、尚子(しょうこ)は新しい人生の証となる[八重山上布(じょうふ)]を。生と愛の情念を織り上げる女のひたむきさを描く感動の長編小説。
|
||
|
第29回 (1995年) |
|
阿刀田 高(著)
講談社 (1997/12 発行)
【定価】 980円 |
|
熱血の主人公アイネイアス。トロイア滅亡から再興への長い道程。絶世の美女ヘレネとトロイア王子パリスの駆落ちに端を発したトロイア戦争の息づまる攻防。阿刀田高が再構築した一大叙事詩。
|
||
|
第29回 (1995年) |
|
津本 陽(著)
文芸春秋 (1996/01 発行)
【定価】 509円 |
|
毛利攻めのさなか、信長横死の報を受けた秀吉は神速の勢いで京に戻り明智光秀を討ち、天下取りへの足がかりをつかんだ。「下天は夢か」に続いて、豊臣秀吉の生涯を雄大に描く大河歴史小説。
|
||
|
第28回 (1994年) |
|
該当作なし
|
|
第27回 (1993年) |
|
田辺 聖子(著)
講談社 (1995/09 発行)
【定価】 900円 |
|
江戸の荒奉公で苦労の末、好きな俳諧にうち込み、貧窮の行脚俳人として放浪した修業時代。辛酸の後に柏原に帰り、故郷の大地で独自の句境を確立した晩年。ひねくれと童心の屈折の中から生れた、わかりやすく自由な、美しい俳句。小林一茶の人間像を、愛着をこめて描き出した傑作長編小説。田辺文学の金字塔。
|
||
|
第26回 (1992年) |
|
陳 舜臣(著)
中央公論社 (1993/10 発行)
【定価】 760円 |
|
後漢は衰微し、群雄が覇を競う乱世に、一人の青年が時を待っていた。三顧の礼にこたえ、劉備のもと、「臥竜」孔明は、南下する最強の敵、曹操に立ち向かうべく、赤壁の戦いへと赴く。透徹した史眼、雄渾の筆致がとらえた孔明の新しい魅力と壮大な「三国志」の世界。
|
||
|
第25回 (1991年) |
|
平岩 弓枝(著)
新潮社 (1993/11 発行)
【定価】 500円 |
|
内蔵助と主税が桜なら、大三郎と私はその華やぎの影に咲く野の花でございます。運命による悲劇も喜劇もみな、どうしようもない人間の営みなのです―。「内蔵助の遺児」の重荷に耐えきれなかった息子とともに終生、忠臣の妻として生きた女の波瀾にみちた生涯。華々しい「忠臣蔵」後のもう一つの人間ドラマ。
|
||
全 49 件中 11 〜 20 件目を表示中
| <<先頭へ | <前へ | 1 2 3 4 5 | 次へ> | 最後へ>> |