第52回
(1999年)
         秘密
東野 圭吾(著)   文藝春秋 (1998/09 発行)
【定価】 2,000円
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な"秘密"の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇。

第52回
(1999年)
         幻の女
香納 諒一(著)   角川書店 (2003/12 発行)
【定価】 940円
ひとりの女が殺された…。警察もメディアも見向きもしない事件の裏側に、東西の闇社会が蠢く巨大な陰謀が―。そして、十年以上別人として生きてきた女の過去。

第52回
(1999年)
         花の下にて春死なむ
北森 鴻(著)   講談社 (2001/12 発行)
【定価】 560円
誰にでも秘密はある。 孤独死した俳人の窓辺の桜は、なぜ季節はずれの花をつけたのか。写真展のポスターは、なぜ一夜にしてすべて剥がされたのか。謎が語りかけるさまざまな生、さまざまな死。 ミステリの醍醐味を満喫させる鬼才の連作短編集。

第51回
(1998年)
         鎮魂歌(レクイエム) 不夜城2
馳 星周(著)   角川書店 (2000/10 発行)
【定価】 800円
歌舞伎町の黒社会を二分する北京系大物が惨殺された。新宿に再び不穏な空気が立ち篭め、裏切りと陰謀が渦巻く中、男たちは生き残りをかけた戦いを仕掛け始める。驚異のデビュー作「不夜城」の2年後を綴る待望の第2弾。

第51回
(1998年)
         OUT
桐野 夏生(著)   講談社 (2002/06 発行)
【定価】 700円
雅子、43歳、主婦。弁当工場の夜勤パート。彼女は、なぜパート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか?自由への出口か、破滅への扉か?四人の女たちが突っ走る荒涼たる魂の遍路。魂を揺さぶる書下ろし犯罪小説。

第50回
(1997年)
         奪取
真保 裕一(著)   講談社 (1999/05 発行)
【定価】 750円
1260万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札作りを2人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫ったが…。日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞した、涙と笑いの傑作長編サスペンス!

第49回
(1996年)
         魍魎の匣
京極 夏彦(著)   講談社 (2004/01 発行)
【定価】 3,360円
匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物―箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物は落とせるのか!?

第49回
(1996年)
        
梅原 克文(著)   朝日ソノラマ (1998/12 発行)
【定価】 840円
二十一世紀を迎えて間もない八重山諸島沖で、惨劇は突然にその幕を上げた。謎の発光現象とともに、総工費二十兆円をかけた海洋情報都市「オーシャンテクノポリス」は、建設中の巨大な姿をゆっくりと波間に没し去ったのだ。近海で操業中だった海底油田採掘基地「うみがめ200」は惨事に巻き込まれたばかりか、主任の倉瀬厚志はひとり娘の美鈴を遭難させる結果となってしまう。突発事故の原因は、そして謎の発光現象の正体は。

第49回
(1996年)
         カウント・プラン
黒川 博行(著)   文藝春秋 (2000/04 発行)
【定価】 500円
眼に入った物をかぞえずにいられない計算症の青年や、隣人のゴミに異常な関心を持つ男など、現代社会が生み出しつづけるアブナイ性癖の人達。その密かな執着がいつしか妄念に変わる時、事件は起きる…。日本推理作家協会賞受賞の表題作をはじめ、時代を見通す作者の眼力が冴える新犯罪ミステリ五作品を収録。

第48回
(1995年)
         鋼鉄の騎士
藤田 宜永(著)   新潮社 (1998/01 発行)
【定価】 940円
第二次大戦直前、世界中にキナ臭い空気が漂う1935年。左翼運動に挫折しパリにやって来た、子爵家出身の日本人青年がいた。偶然、目にしたトリポリ・グラン・プリに魅せられ、青年はレーサーを目指す。ナチスの足音、スターリンの影に震える欧州で、国際諜報戦に巻き込まれつつも疾走する熱い青春―。冒険小説の枠を超えた面白さで圧倒する超大作2500枚。

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