第48回
(1995年)
         沈黙の教室
折原 一(著)   早川書房 (1997/05 発行)
【定価】 924円
連合赤軍事件の記憶も新しい1973年、青葉ケ丘中学の3年A組では悪質ないじめが横行していた。不気味な〈恐怖新聞〉が発行され、粛清の対象とされた犠牲者は残酷な結末へと突き落とされた。悪魔の化身のようなクラスを担任教師が呼んで〈沈黙の教室〉…。その20年後、クラス会の告知が新聞に載った途端、新たな〈恐怖と粛清〉が鎌首をもたげた。四重の謎と多彩な文体が生み出す渾身のサスペンス大作。

第48回
(1995年)
         日本殺人事件
山口 雅也(著)   角川書店 (1998/05 発行)
【定価】 580円
憧れの日本にやって来た私立探偵のトウキョー・サム。しかし、そこは、サムライが生き、茶道がもてはやされ、遊廓が栄える不思議の国だった。奇妙なハラキリ事件、茶室の密室、そして、オイラン連続見立て殺人と、数々の超ジャパネスクな難事件に挑むサムと不思議の国の住人たち。かつてない究極の本格謎解きミステリ。

第48回
(1995年)
         ガラスの麒麟
加納 朋子(著)   講談社 (2000/06 発行)
【定価】 620円
「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」。通り魔に襲われた17歳の女子高生安藤麻衣子。美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた心の闇から紡ぎ出される6つの物語。少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、感動の連作ミステリ。

第47回
(1994年)
         ガダラの豚
中島 らも(著)   集英社 (1996/05 発行)
【定価】 510円
アフリカにおける呪術医の研究でみごとな業績を示す民族学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。彼の著書「呪術パワー・念で殺す」は超能力ブームにのってベストセラーになった。8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が気球から落ちて死んで以来、大生部はアル中に。妻の逸美は神経を病み、奇跡が売りの新興宗教にのめり込む。大生部は奇術師のミラクルと共に逸美の奪還を企てるが…。超能力・占い・宗教。現代の闇を抉る物語。まじりけなしの大エンターテイメント。

第47回
(1994年)
         めんどうみてあげるね
鈴木 輝一郎(著)   新潮社 (1998/01 発行)
【定価】 460円
新宿・職安前の託老所は、居場所のない老人たちを日中だけ預かる施設。そこでは入所者の首吊り自殺が立て続けに発生していた。警察はボケを苦にした自殺と断定するが、新入りの中村きんは疑念を抱く。果してボケた老人が自分で首を吊ったりできるだろうか?これは他殺ではないのか…。日本推理作家協会賞短編部門賞を受賞した表題作を含む、連作短編集。

第47回
(1994年)
         ル・ジタン
斎藤 純(著)   双葉社 (1997/07 発行)
【定価】 520円
パリの裏町の酒場「ル・ジタン」を舞台にくりひろげられる、音楽と一体となったような推理小説。表題作ほか4つの短篇を併録した、第47回日本推理作家協会賞受賞作品。

第46回
(1993年)
         リヴィエラを撃て
高村 薫(著)   新潮社 (1997/06 発行)
【定価】 740円
国際政治の楽屋裏を発狂させた男〈リヴィエラ〉。夥しい諜報戦士たちの血を吸込んだこのコードネームは、一人の天才ピアニストに死を賭した東京公演を決意させる。顔のない東洋人スパイをめぐって、東京・ロンドン・ベルファストに繰り広げる、流血の頭脳ゲーム。

第45回
(1992年)
         龍は眠る
宮部 みゆき(著)   新潮社 (1995/01 発行)
【定価】 780円
「週刊アロー」の記者高坂昭吾は、台風の夜、子供がマンホールに落ちて死亡する事件に遭遇し、その時知り合った高校生稲村慎司からふしぎな話を聞いた。慎司は超常能力者なのか?数日後、高坂は慎司の従兄織田直也の訪問をうけた。彼もまたサイキックか?そんなある日、高坂の昔の婚約者が誘拐された。しかも犯人は、高坂に身代金を持参せよというのだ。一方、慎司は何者かに襲われ重傷を負った。事件は次々と意外な方向に進展する…。

第45回
(1992年)
         時計館の殺人
綾辻 行人(著)   講談社 (1995/06 発行)
【定価】 900円
多くの死者の想いこもり、少女の亡霊が徘徊するという時計館。訪れた九人の男女を待ち受けるのは無差別殺人。悪夢の三日間の後、生き残る者は果たしているのか。―最終章80頁にわたって次々に解明されるめくるめく真相。これほど悽愴絢爛たるクライマックスを持つ本格ミステリが、かつてあっただろうか。

第44回
(1991年)
         新宿鮫
大沢 在昌(著)   光文社 (1997/08 発行)
【定価】 620円
あらゆる欲望を凝縮した街・新宿。この街の悪にひとり立ち向かう刑事・鮫島。犯罪者たちは、怖れをこめ「新宿鮫」と呼ぶ。彼には苦い過去があった。彼の孤独な闘いの傷を癒やしてくれるのは、恋人のロックシンガー・晶だけだ。新宿で、警官射殺事件が発生。そのとき、鮫島は銃密造の天才・木津を追っていた。連続する警官殺しに沸騰する署内で、木津にこだわり孤立する鮫島。しかし彼は、ある理由で執拗に木津を追う。一転、二転、鮫島に仕掛けられた罠が…。男の誇りと涙、男の愛と友情。非情な世界と、現代の男を感動的に描破した、著者入魂の傑作長編、七年ぶりの書下ろしで登場。

全 102 件中  31 〜 40 件目を表示中

<<先頭へ <前へ  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  次へ> 最後へ>>