第13回
(1967年)
         伯林
海渡 英祐(著)   講談社 (1999/09 発行)
【定価】 1,250円
明治21年冬の伯林(ベルリン)。留学中の若き医学徒の森鴎外はドイツ娘との恋に煩悶の日々を送るが、古城でおきた伯爵殺害事件に遭遇、突明にのりだす。二重密室、背景に鉄血宰相ビスマルク――乱歩賞受賞の名作。

第12回
(1966年)
         殺人の棋譜
斎藤 栄(著)   講談社 (1999/03 発行)
【定価】 1,250円
日本将棋連盟所属の河辺真吾八段が、「最高位」挑戦者決定戦に勝利し、タイトル保持者の名人との対局が決まった。が、河辺を襲った突然の悲劇―三歳の愛娘・万里が誘拐されたのだ。神奈川県警・須川刑事指揮のもと、犯人逮捕に向けて万全の態勢で臨むが、予想外の方法で身代金を奪われ、万里の行方も不明。最悪の事態の中、最高位戦第一局が始まった…!?江戸川乱歩賞に輝いた誘拐ミステリーの名作。

第11回
(1965年)
         天使の傷痕
西村 京太郎(著)   講談社 (1976/05 発行)
【定価】 520円
武蔵野の雑木林でデート中の男女が殺人事件に遭遇した。瀕死の被害者は「テン」とつぶやいて息をひきとった。意味不明の「テン」とは何を指すのか。デート中、直接事件を目撃した田島は新聞記者らしい関心から周辺を洗う。「テン」とは天使と分ったが、事件の背景には意外な事実が隠れていた。

第10回
(1964年)
         蟻の木の下で
西東 登(著)   講談社 (1999/03 発行)
【定価】 1,250円
動物園で発見された男の死体には熊の爪痕が。近くには新興宗教のバッジが落ちていた。謎解きの意外性に戦争犯罪の傷痕を絡めた異色作。

第9回
(1963年)
         孤独なアスファルト
藤村 正太(著)   講談社 (1999/03 発行)
【定価】 1,250円
断熱材メーカーの常務が殺され、工場に勤める東北出身の内気な青年が容疑者に。大都会の人間の孤独を鋭く抉る社会派本格推理。

第8回
(1962年)
         華やかな死体
佐賀 潜(著)   講談社 (1998/09 発行)
【定価】 1,250円
大手食品会社社長の死体が発見され、元社長秘書の男が逮捕された。事件をめぐり少壮の検事と老獪な弁護士の熾烈な戦いが始まった。

第8回
(1962年)
         大いなる幻影
戸川 昌子(著)   講談社 (1998/09 発行)
【定価】 1,250円
古色蒼然とした5階建て赤レンガのアパートは、男子禁制の女の館だった。互いに他人を寄せつけずに暮らす孤独な老嬢たち。そこへ突如アパート移動工事が始まる。工事に呼応して奇怪な事件が続発し、それまで沈潜していた老嬢たちの過去が、むき出しにされた。 ──華麗なデビューを果たした江戸川乱歩賞の、二重のドンデン返しが見事なサスペンス小説の傑作。その映画化が話題を呼んだ猟人日記を併録する。

第7回
(1961年)
         枯草の根
陳 舜臣(著)   講談社 (1998/09 発行)
【定価】 1,250円
金融業者の徐銘義(じょめいぎ)が殺された。殺害者の性格と殺人現場の情況に疑問を抱いた料理人陶展文(とうてんぶん)が、犯人のトリックを見破り、アリバイを崩し去る。

第6回
(1960年)
        
該当作なし

第5回
(1959年)
         危険な関係
新章 文子(著)   講談社 (1998/09 発行)
【定価】 1,250円
死亡した父親から全財産を譲ると遺言された大学生の世良高行(せらたかゆき)。命を狙われた彼が犯人を特定するために選択した方法は、偽装自殺だった。

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