第29回
 
         空を見上げる古い歌を口ずさむ
小路 幸也(著)   講談社 (2003/04 発行)
【定価】 1,680円
兄さんに、会わなきゃ。20年前に、兄が言ったんだ。姿を消す前に。「いつかおまえの周りで、誰かが「のっぺらぼう」を見るようになったら呼んでほしい」と…。

第28回
 
         蜜の森の凍える女神
関田 涙(著)   講談社 (2003/03 発行)
【定価】 882円
チャーミングな女子高校生探偵からの挑戦状つき!! 大学生らが集い吹雪の山荘で行った”探偵ゲーム”。余興のつもりが、翌朝現実の刺殺死体が発見されて事態は一変した。現場の不可解な錠の開閉は何を意味するのか。50年前に起きた探偵小説家の惨殺事件との暗合は。 ヴィッキーという仇名を持つチャーミングな女子高校生が圧倒的活躍を魅せるメフィスト賞受賞作!

第27回
 
         フレームアウト
生垣 真太郎(著)   講談社 (2003/01 発行)
【定価】 882円
メフィスト賞史上最大の挑戦!!この仕掛けを看破出来るか! 1979年、NY――。映画編集者デイヴィッドの作業スペースに紛れ込んでいた邪悪で完璧に美しい1本のフィルム。あれは、本物の“スナッフ”!? 出演女優アンジェリカと、失踪したもう1人の(アナザー)アンジェリカの行方を追うデイヴィッドが覗いた暗黒の淵とは? メフィスト賞史上最高級(クラス)の大型新人デビュー!!

第26回
 
         死都日本
石黒 耀(著)   講談社 (2002/09 発行)
【定価】 2,415円
我々は今、地球システムのなかに新たな構成要素として、人間圏を作って生きている。そんな我々の1年を地球時間に換算すれば、1万〜10万年に相当する。 では、そんな時空スケールで日本列島の人間圏を考えたら、我々は何処へ行くのか? それが本書のテーマだ。 『日本沈没』以来久々の、日本の作家にしか書けないクライシスノベルの登場である。

第25回
 
         それでも、警官は微笑う
日明 恩(著)   講談社 (2002/06 発行)
【定価】 1,995円
池袋署の所轄で連続発生する密造拳銃事件。“鬼畜”とあだ名される武本刑事と警視庁一のお坊っちゃま刑事潮崎のコンビが事件を追う。その裏には巨大組織の影が…… 硬派のタフガイと軟弱なお坊っちゃま。一見ミスマッチなこの刑事コンビこそ「踊る大捜査線」が呈示した警察改革の継承者に他なるまい。内外の敵を向こうに回し、渾身の捜査を繰り広げる“現場”の戦士たち。日明恩は軽快な筆致で日本のハードボイルド警察小説に爽やかな新風を吹き込んだ。異端の改革者たちに幸あれ!

第24回
 
         『クロック城』殺人事件
北山 猛邦(著)   講談社 (2002/03 発行)
【定価】 840円
現在、過去、未来。別々の時を刻む3つの大時計を戴くクロック城。そこは人面樹が繁り、地下室に無数の顔が浮き出す異形の館。謎の鐘が鳴り響いた夜、礼拝室に首なし死体、眠り続ける美女の部屋には2つの生首が。行き来不能な状況で如何に惨劇は起こったか?世界の終焉を鮮烈に彩る衝撃のメフィスト賞受賞作!!

第23回
 
         クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い
西尾 維新(著)   講談社 (2002/02 発行)
【定価】 1,029円
絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が五人の「天才」女性を招待した瞬間、「孤島×密室×首なし死体」の連鎖がスタート。工学の天才美少女・玖渚友とその冴えない友人・いーちゃんは、天才の犯行を「証明終了」できるのか?

第22回
 
         DOOMSDAY―審判の夜
津村 巧(著)   講談社 (2001/09 発行)
【定価】 1,313円
…よ、水兵。敵が目の前にいるぞ!さあ、どうする?…殺して、殺して、殺しまくります!監獄から出所したばかりの元SEAL隊員コウイチ=ハヤシ。彼が新しく住み着いた北米の田舎町に、突如E.T.が出現。全編殺戮、剥き出しのルサンチマンが躍るメフィスト賞受賞作!新本格SF誕生の狼煙。

第21回
 
         フリッカー式―鏡公彦にうってつけの殺人
佐藤 友哉(著)   講談社 (2001/07 発行)
【定価】 924円
妹が死んだ。自殺だった、と僕のイカれた家族は云うが。そして現れた男。手にはビデオ。内容は妹のレイプ中継。渡されたのはレイプ魔どもの愛娘達の克明すぎる行動表。こうされちゃあ、する事は一つ。これが自然な思考だね。そして僕は、少女達の捕獲を開始した。その果てに…、こんな馬鹿げた世界が用意されているなんて知りもせず。

第20回
 
         月長石の魔犬
秋月 涼介(著)   講談社 (2001/06 発行)
【定価】 798円
首を切断され、犬の頭が縫い付けられた女子大生の屍体。その屍体が身につけていた月長石のブローチは、石細工屋の若き店主・風桜青紫が作ったものだった。青紫の不思議な瞳は一体何を映し出すのか? 境界線を彷徨う人々を描くメフィスト賞受賞作。

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