メフィスト賞は講談社発行の小説雑誌「メフィスト」から生まれた文学の賞である。
未発表の作品に与えられる賞(新人賞)の一種だが、特に応募期間が設けられていないこと、枚数の上限が設定されていないこと、「メフィスト」の編集者が下読みから受賞の決定までを行うことが他の賞と異なる点である。
受賞賞金等は与えられないが、受賞=出版であるため、規定の印税が賞金代わりとなる。
受賞作は講談社からノベルスの形態で出版されることが多いが、ハードカバーで出版される作品など若干の例外もある。
「究極のエンターテインメント」つまり面白ければ何でもありというキャッチフレーズで作品を募集しており、従来の推理小説やサイエンス・フィクションにはおさまりきらない個性的な作品が集まる。
第39回
(2008年)
         マネーロード
二郎 遊真(著)   講談社 (2008/05/16 発行)
【定価】 1,575円
ネット上で「金の声を聞く男」と呼ばれ、株式市場の値動きを予見し250億円超の資産を築いた「ヒィ」。そんな彼のもとに、ある投資ファンドの代表から1枚の旧札が送られてきた…。第39回メフィスト賞受賞作品。

第38回
(2008年)
         掘割で笑う女
輪渡 颯介(著)   講談社 (2008/01/11 発行)
【定価】 840円
城下の掘割で若い女の幽霊を見たという普請方の男が、まもなく病で死んだ。女の姿を見た者は必ず死ぬという噂が囁かれる折、お家騒動が持ち上がり…。第38回メフィスト賞受賞を受賞した痛快怪談ミステリ。

第37回
(2008年)
         パラダイス・クローズド
汀 こるもの(著)   講談社 (2008/01/11 発行)
【定価】 903円
周囲の者が次々と殺人や事故に巻き込まれる死神体質の魚マニア・美樹と、それらを処理する探偵体質の弟・真樹。彼ら美少年双子はミステリ作家が所有する孤島の館へ向かうが…。第37回メフィスト賞受賞作。

第36回
(2008年)
         ウルチモ・トルッコ
深水 黎一郎(著)   講談社 (2007/04/06 発行)
【定価】 998円
新聞に連載小説を発表している私のもとに1通の手紙が届く。その手紙には、ミステリー界最後の不可能トリックを用いた<意外な犯人>モノの小説案を高値で買ってくれと書かれていた。差出人が「命と引き換えにしても惜しくない」と切実に訴える、究極のトリックとは?読後に驚愕必至のメフィスト賞受賞作!

第35回
(2007年)
         天帝のはしたなき果実
古野 まほろ(著)   講談社 (2007/01/12 発行)
【定価】 1,680円
90年代初頭の日本帝国。名門勁草館高校で、子爵令嬢・修野まりに託された数列の暗号を解いた奥平が斬首死体となって発見される。報復と解明を誓う古野まほろら吹奏楽部の面子の前で更なる犠牲者が! 青春ミステリ。

第34回
(2006年)
         少女は踊る暗い腹の中踊る
岡崎 隼人(著)   講談社 (2006/06/07 発行)
【定価】 1,200円
彼女からのプレゼント――それは両足のちぎれた赤ん坊……。連続乳児誘拐事件に震撼する岡山市内で、コインランドリー管理の仕事をしながら、無為な日々を消化する北原結平・19歳。自らが犯した過去の罪に囚われ続け、後悔に塗れていた。だが、深夜のコンビニで出会ったセーラー服の少女・蒼以によって、孤独な日常が一変する。正体不明のシリアルキラーウサガワの出現。過去の出来事のフラッシュバック。暴走する感情。溢れ出す抑圧。一連の事件の奥に潜む更なる闇。結平も蒼以もあなたも、もう後戻りはできない!! 第34回メフィスト賞受賞作!

第33回
 
         黙過の代償
森山 赳志(著)   講談社 (2005/12 発行)
【定価】 1,082円
大学生の秋月昌平は墓参りに行った霊園で、瀕死の男に遭遇。その男は片言の日本語で「コレをダイトウリョウに渡してほしい」と言い残して昌平に鍵を託す。日本と韓国の間に渦巻く陰謀に巻き込まれた昌平の身にふりかかる危機!本作で第33回メフィスト賞を受賞、韓国翻訳版も同時刊行した新進気鋭の作家がおくる国際派ハードボイルドサスペンス決定版。

第32回
 
         孤虫症
真梨 幸子(著)   講談社 (2005/04/01 発行)
【定価】 1,680円
幸せな家庭の主婦には妹にも言えない秘密があった。新興住宅地で全身に紫色の瘤が出来て死亡する奇病が発生する! 失踪した主婦の行方は?

第31回
 
         冷たい校舎の時は止まる
辻村 深月(著)   講談社 (2004/06/08 発行)
【定価】 819円
ある雪の日、学校に閉じ込められた男女8人の高校生。どうしても開かない玄関の扉、そして他には誰も登校してこない、時が止まった校舎。不可解な現象の謎を追ううちに彼らは2ヵ月前に起きた学園祭での自殺事件を思い出す。しかし8人は死んだ級友(クラスメート)の名前が思い出せない。死んだのは誰!? 誰もが過ぎる青春という一時代をリアルに切なく描いた長編傑作!

第30回
 
         極限推理コロシアム
矢野 龍王(著)   講談社 (2004/04/06 発行)
【定価】 861円
夏と冬、二つの館で行われる「生命」を賭けたリアル推理ゲーム! 第30回メフィスト賞受賞!究極のS・S(サバイバル・サスペンス)! 二つの館に強制的に集められた七人の「プレイヤー」たちに「主催者」は命じる――「今から起きる殺人事件の犯人を当てよ」――もちろん、被害者もプレイヤーの中から選ばれる。二つの館で起きる事件を、互いにもう一つの館より早く、解決しなければならないのだ。不正解の代償は「死」! 過酷きわまるデス・ゲームの幕が開く! 究極のサバイバル・サスペンス!

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