第17回
(1986年)
        
高千穂 遙(著)   早川書房 (1988/04 発行)
【定価】 672円
あたしたちケイとユリは、銀河系のはじの鉱業惑星チャクラへ送り込まれた。鉱山技師の一人が未知の獣に襲われたからだ。襲われたといっても、全治三日のけが。どうして、WWWA(世界福祉事業協会)随一のトラコンであるあたしたちが行かなきゃならないの?と思ったのだが―。鉱山のオーナーに市長、宗教集団の長=マスターの三人のリーダーの思惑が交錯するチャクラで、ハンサムなシェリフとともに真相究明に乗り出したあたしたち二人の前に、意外な事実が現われた。大人気ダーティペアの活躍を描く、ベストセラー・シリーズ第2弾!

第16回
(1985年)
         戦闘妖精・雪風
神林 長平(著)   早川書房 (2002/04 発行)
【定価】 735円
南極大陸に突如出現した超空間通路によって、地球への侵攻を開始した未知の異星体「ジャム」。反撃を開始した人類は、「通路」の彼方に存在する惑星フェアリイに実戦組織FAFを派遣した。戦術戦闘電子偵察機・雪風とともに、孤独な戦いを続ける特殊戦の深井零。その任務は、味方を犠牲にしてでも敵の情報を持ち帰るという非情かつ冷徹なものだった―。

第15回
(1984年)
        
神林 長平(著)   早川書房 (1983/01 発行)
【定価】 672円
著者のハードな作品に比べるとコメディ分が強いですが、そこはやはり神林長平、ただのコメディでは終わらせない。糖衣をかぶったハードボイルド、とでもいうべきか。 宇宙警察海賊課(正しくは対海賊課)の問題刑事ラウル・ラテル・サトルとアプロVS最強の海賊ヨウメイ・シャローム・ツザッキイ。もちろん宇宙船も超個性的な自我を備えています。 神林ワールドにおける宇宙冒険活劇の傑作といえるでしょう。

第14回
(1983年)
         さよならジュピター
小松 左京(著)   角川春樹事務所 (1999/05 発行)
【定価】 940円
二十二世紀、火星で驚くべき発見がされた。火星の北極の永久氷床の下から、太古の宇宙人が残したと思われる"地上絵"が見つかったのだ!絵に秘められたメッセージの解読を進めるうち、木星の大気中に何か重要な秘密が隠されていると知った宇宙考古学者・バーナード博士は、「木星太陽化計画」主任の本田英二に、協力を要請するのだったが…。広大な宇宙を舞台に描く一大SF巨篇。

第13回
(1982年)
        
井上 ひさし(著)   新潮社 (1985/09 発行)
【定価】 700円
東北の一寒村が突如日本から分離独立した。大国日本の問題を鋭く撃つおかしくも感動的な新国家を言葉の魅力を満載して描く大作。

第12回
(1981年)
        
川又 千秋(著)   徳間書店 (2000/12 発行)
【定価】 740円
地球で最後のカンガルーが死んだ。しかしそれは、新たな火星人の誕生の瞬間でもあった―。遺伝子改造され、知能を与えられたカンガルーは、人間たちの植民計画のための労働力として、大量にこの赤い惑星に運び込まれていた。ガルーと称され、幾世代もかけて苛酷な土壌に適応していった彼ら。地球におけるひとつの種族の死は、そんな彼らを過去のくびきから解き放ったのだ。「火星は我々火星人のための土地だ」。こうして、ひとつの星の未来を賭けた戦いが始まった…。悲しくも雄々しい傑作SF長篇。

第11回
(1980年)
         宝石泥棒
山田 正紀(著)   角川春樹事務所 (1998/10 発行)
【定価】 987円
生きている食糧"視肉"、猿を思わせる怪物"猩猩"、空を飛ぶ魚、二メートルを超える大グモ…。悪夢のような動植物がはびこる世界で、守護神が甲虫である戦士ジローは、恋する女、ランへの思いをとげるために、女呪術師ザルアー、"狂人"チャクラとともに「月」を求めて旅立った。「月」とは何かを知らない三人は「空なる螺旋」を探せと教えられるのだが…。

第10回
(1979年)
         消滅の光輪
眉村 卓(著)   角川春樹事務所 (2000/10 発行)
【定価】 819円
地球連邦の植民惑星ラクザーンは、新星化の兆しを見せる太陽とともに終焉の時を迎えようとしていた。担当司政官として赴任してきたマセだったが、連邦の思惑もあって退避計画は思うように進まない。かつての強大な権限を失っている司政官制度のもと、マセはひとり、すみやかな計画遂行の道を模索するのだが…。滅びゆく惑星を舞台に繰り広げられる壮大なドラマを描いたSF巨篇。

第9回
(1978年)
         地球・精神分析記録(エルド・アナリュシス)
山田 正紀(著)   徳間書店 (2001/08 発行)
【定価】 620円
そのものたちの名は『悲哀』『憎悪』『愛』『狂気』、神の姿を形どった四体のロボット。種としての消滅を迎えかけた人類は、いにしえよりの神話をモチーフに、人間を人間たらしめる源―集合的無意識を支えるための偶像として、世界各地にそのものたちを据えたのだ。しかし、失った尊厳を取り戻すため、神を殺すべく、四人の男女が孤独な闘いを開始した。極寒の地グリーンランド、灼熱のインド、ギリシア、日本…やがて彼らは悪夢のような真実と出逢う。ハードでスタイリッシュな、傑作SF長篇。

第8回
(1977年)
        
かんべ むさし(著)   早川書房 (2000 発行)
【定価】 315円

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